私立織愛学園☆73

　
［図書室］
榊先輩

………気持ち悪い←
だから男の人って嫌いです
（再度同じことを呟けば目の前にある古書の表紙を撫でながらため息を吐き）
　

<図書室>

葉山さん

…………、
…あ、…埃？
…ずいぶん古い本ね。
(しばらく固まった状態で榊を眺めると我に返り続けてという相手に苦笑して見せ、相手の持っている本には興味深そうに問いかけ)

【図書室】

＊玲奈

…どうかしたの？口、開いてるけど？←

(歴史の本を探しながらもそちらをちらっと見れば軽く放心状態な相手の様子を指摘して聞こえるか否か程度に笑い声を漏らし、問い掛けに案外素直に答える可愛らしさには抱き締めたくなるも/←/葉山が居る為何喰わぬ態度で)

ごめん、最近忙しくて学校行けるのも明日からなんだ。……寂しかったのは俺もだよ。

　
［図書室］
瀬戸先輩

はい…題名も掠れてよくわかりませんが
（目の前にある本の表紙を撫でるようにしながら頷きﾊﾟﾗﾊﾟﾗと軽くﾍﾟｰｼﾞを捲って）

なんとなく惹かれました

　

【図書室】

＊葉山さん

……まあ、逆に下心しかない女も居るんだしそこはお互い様って事で良いんじゃない。

(相手の返答には落胆したかのように肩を竦めて三●志の小説を本棚から抜き出し適当な事を答えながら二人から離れた場所に腰掛けて)

<図書室>

千尋

……いや、本物かと…←
(口元に手を当てれば眉を下げ苦笑し、ようやく調子を取り戻したのか相手の調子を気にしながらも葉山の本が気になり葉山に近づき)

…忙しいんだもん、しょうがないよ。
体は大丈夫…？

<図書室>

葉山さん

……よく見つけてきたね。
(見たことがなかったらしく相手同様興味を惹かれれば、榊に話しかけながら近くに座り頬杖をついて本を見)

……本当、すれちゃってる。

【図書室】

＊玲奈

はは、何言ってんのさ。こんな色男俺以外に居る訳無いって言うのに。←

(返答を聞けば可笑しそうに笑いつつお馴染みの自意識過剰発言で切り返し、葉山と相手と少し離れた場所で三●志の小説を軽く目通しして)

…ありがと、体は全然平気。小さい頃からこんな生活だったから慣れてるし。…玲奈は？変わりない？

　
［図書室］
瀬戸先輩

小さい頃にこういう本を開いて異世界にって物語読みました
………普通ですね←
（小さい頃に読んだ本の話をしながら開いてみれば特に変わったことの無い本でぼそりと呟いてから読み始め←）

榊先輩

…世の中歪んでます
（相手の言葉に心から嫌そうに表情を歪めたあと本を読み始めて）

………榊さんは
　

<図書室>

千尋

…あ、千尋だわ←
(相手の発言に可笑しそうに笑みを漏らすと安堵し小さく頷き)

元気そうで良かった…。
私も変わりないし大丈夫。