私立織愛学園☆73

【寮/屋上】

＊和泉くん

腕に寄を掛けて手入れしまくったお、俺の髪の毛が…！…ざまあみろとか酷いよ、この鬼畜！サド！

(痛みが消えかけた矢先抜けた髪の毛が目に入ると高笑いが耳に入るが気にもならない程の衝撃とショックを受け、珍しくも変な悪態を吐くも下ネタにウブな反応を見せられては軽く目を見張っては何かを悟ったらしく続いて含み笑い浮かべつつ)

……ああ成る程、そっか君はまさかの…いや皆まで言うな、ッてね。…和泉くんは世にも稀な純粋無垢ボーイ、なんだ。←

　
[寮/屋上]

榊

バーカ！バーカ！←
お前が変なこと言うからいけねぇんだよ、禿げろ！オカｍ

(悪態を吐かれても直も嬉々とした面持ちでいてこちらも子供っぽさ全開で言い返すが、相手に純粋無垢とかなんとか言われるとほんの一瞬だけ罵るのを止めギロリと鋭い眼差しで相手を睨み付け二度目の黒オーラ(笑)をｺﾞｺﾞｺﾞ…と音を立てて放ち)

ネジ欠け歌舞伎…、それ以上俺を馬鹿にしたらどうなるか分かってんだろうな…？　

【寮/屋上】

＊和泉くん

バカじゃないし禿げて堪るか、それに変なことも何も俺は欲望に忠実なんですぅ！

…………、…ッと、

(子供のような相手に負けず劣らずに大人気の無い反論を唱えてみせはするものの、自分の茶化しが相手の怒りを買ったのか鋭く睨まれ更にはさっきも見たオーラ目にすれば言葉を止めて何処からか取り出したノートで顔を隠し視線遮り)

…ッば、バカにはしてないよ？純粋なのは良い事だし恥じる事じゃないから…ね？……ね？←

　
[寮/屋上]

榊

何が欲望に忠実だァオカマこんにゃろー。

(納得がいかないのか相手の言葉を繰返して言い返し、いきなり眼前に現れた一冊のノートに眉をしかめるもノートに片手をかけ力任せにずるりずるりと下ろしていき相手の顔が見えてくればニタっと不気味な笑みを顔に貼り付けていて低めの声で次の言葉を告げ)

………次言ったら明日の朝この屋上から吊るす。　

【寮/屋上】

＊和泉くん

うわッ！
オカマじゃないってば、…でも自分に素直に生きた方が楽しいよ？良い女に囲まれたいとか思った事ないの？←

(言葉を反芻されつつも力叶わずされるがままにノート下ろされてはいきなりの事に声を上げるが、此方も納得出来ないのか真顔できょとんとしながら問い掛け。不気味な笑みを見るなり目を瞑り見ないようにして)

吊るｓ……分かった、言わない言わない。何か本当にされそうで恐いわ。

　
[寮/屋上]

榊

ば、馬鹿野郎っっ！
んなてめーみてぇな可笑しな妄想俺がするわけねぇだろうが！！

(無意識にも下ろしたノートを両手で二つにビリリッと良い音を立てて破り上記のように捲し立てるとくるりと背中を向けそのままノートを屋上から放り捨て、言わないことを約束されれば大きめの溜め息をひとつ吐いて紙片のついた手を払い相手に向き直り相変わらず不適な笑みを見せ)

本当にされそう、だと…？
……するに決まってんだろ　

【寮/屋上】

＊和泉くん

……………、、……。

そっか…大体の奴は頷くのに変わってるなぁ。…まあ確かに妄想止まりだけどね、本当にしたら殺される。

(何故か自分のノートをビリビリに引き裂かれ更には否定が来て又更には勝手に捨てられてしまえば呆然とするも怪力無双の妹を思い出しつつ真面目な意識で返答し、相変わらずの笑みには心地悪そうに顔を歪めるが指摘出来る訳もなく←)

……うん、肝に銘じて置く。君に惨殺されるのだけは勘弁だし。…で、実際した事あるの？

　
[寮/屋上]

榊

そんなん現実になったとしても、何の価値も無いだろ？

(ふぅと息を吐き頭の辺りで手を組んで腕を枕にしながらフェンスに寄りかかり相手を横目で見ながら問いかけ、相手から聞かれたことに関しては曖昧な表情でいて答えるのを躊躇っていたものの口を開き校舎のある方を見つめ苦笑いしつつ答え)

…俺は大して酷い事をした記憶が無いんが、たまに逆恨みっぽいのをされたりとか…な。
まぁどちらにしろ生かしちゃおかねぇけど　

【寮/屋上→】

＊和泉くん

ハーレムを好む人は単に寂しさ埋めたいだけとか、数人の女を囲う支配欲に背徳感とかが堪らないんだと思うな。…ま、形だけなんて虚しいんだろうけど一度は無条件に憧れるモノだって。

(真面目な返答を得ると先ほどと打って変わって真摯な意思で私見を伝えれば不意に欠伸を漏らし、つられるように校舎を見つめれば感慨深く"へえ…"と息を吐き出すなり寝てしまった瀬戸をおぶり立ち上がり)

…じゃあ俺を殺す話しは無しでその逆恨みしてる人を頑張って始末したら良いんだ、頑張れ和泉くん！じゃあおやすみ！

(そう言うと新たな怒りを買う前に瀬戸を部屋に送るべく屋上から逃げ去り←)

【絡みありがと、寝落ちします！変なやつでごめんね(笑)ﾉｼ】

　
[寮/屋上]

榊

(一通り相手の話を黙って聞いていれば瀬戸をおぶって出ていこうとする様子を見て再び吐き気が襲ったため苦い顔をするが、逃げるように去っていく相手の背中にいる瀬戸の手首が僅かに動いたのを見ればにたりと笑い後ろ姿に次の言葉を掛け)

瀬戸ォ、そのオカマ歌舞伎は女に囲まれるのが夢だとよー。

……ん？オカマ歌舞伎じゃなく歌舞伎オカマか？……ん？

【こちらこそありがとう、そしてごめん(瀬戸さんも←)
自分も寝落ち。おやすみーﾉｼ】　