私立織愛学園☆73

<食堂>

山下くん

…ありがとう、山下くん…

(もう一度お礼を言えば微笑みながら相手の名前を復唱し、こめかみに熱冷ましをくっつけられいきなりの冷たさに目をぎゅっと瞑りひくっと肩を揺らし)

僕は鮎川…、２年の鮎川悠佳だよ
よろしくね、命の恩人

(呼吸は落ち着いたがまだ火照った顔で目線を相手に上げれば無邪気な笑みで話し)

【寮/屋上】

＊瀬戸

…だよね、上っ面なのは同じだもんね。

(相手が屋上を去った後にボソっと呟けば"おやすみ、又明日"と返答し、暫くたってから眉を寄せて)

やっぱり煙草吸ってたんだ、へえ…。←

【絡みありがと☆ﾉｼ】

<屋上>

蓮くん

チッチッチ、まだまだだなぁ君も、
男の子が女子を変えれるならその反対もあるんだよ。人を変えれるのは人だけだからね

んふふ、そっくりその言葉お返します

（黙って聞いてるも段々可笑しくなってきたのか人差し指を立てながら口を鳴らすとﾞもうちょっと良く人を見てみなさい″と年上口調で続け、相手の笑みを見れば自分もふっと笑って）

みんな何かを背負いすぎだからね、息抜きも悪いもんじゃない

………ゴメンね
実はさ、投げたとき後ろに人が居るの分からなくて、途中から蓮くんに責任転嫁みたいなのしてたかもだ、ゴメン

【寮/食堂】
鮎川

あとで絶対何かしら恩返ししろよ…はぁ
(溜め息を零しながら、氷が溶け出して相手の肌に水滴が伝うのを見てもう一枚おしぼりを重ね当ててしっかり持ったのを確認すれば手を離し)

よっこいしょっ…同学年か、見たことねぇな。
(向かいの席に中年オッサンを思わせるかけ声を出しながらゆっくりと座って)

<食堂>

山下くん

うんっ………あ、そうだ！
(体に伝う水にくすぐったそうに笑いながら受け取り返答すれば、思い出したように声を上げポケットに手を入れ相手の前にミルキーののった手を見せ)

今学期に転校してきたんだ
Ａ組だよっ
(見ないと言われればそれらしき理由を続け首を傾げながらにこっと笑い)

【寮/屋上】

＊霧島さん

そんな自分を変えてくれるような相手に出会えたら幸せ者だろうね、いつか会えれば良いな。
僕はそう言う色恋沙汰とは縁が無いみたいだし…今は余り関心無いや。

(どこかふざけた口調ながら諭すように言葉を掛けられるがやはり異性への興味が生まれる訳ではないものの真面目な意思で対応し、そう言うものかと考えるように口許を触りつつ思いの外真剣に謝れては小さく笑声漏らし下手くそな冗談で答え)

気にしてないって、少しからかってやろうと思っただけだから謝らないで。…ほら、瓶に好かれやすい顔なだけかもだし？←

【寮/食堂】
鮎川

お前…これで全部チャラにしてやるか…

……って言うほど心は広くねーぞ。
(糖分を激しく求めてきた一日だったので勢いよくミルキーを貰うと口に放り込んで片頬にミルキーを入れながら相手を指差して喋り)

Ａ。これまた…((隣じゃねぇか))
(一回納得するがお隣のクラスで転校生の話題など聞かなかったので少し驚き)

<屋上>

蓮くん

…うん、素直な蓮くんは普通にいい子なんだね
ふふふ、確かこんな言葉あったな、恋はハリケーンって←

（聞いた言葉が案外素直だった事に軽く驚くも思ったことをそのまんま口に出せばよく漫画などに載っている言葉を笑って教えるように続け）

………あはははははは
瓶に好かれる顔って蓮くんみたいな顔なんだ?……ぷっ、あははっなんか可笑しい

（からかうと言われるも瓶に好かれると聞いた方が結構ツボったのか全然気にしないで、余程可笑しいのか目尻に涙を溜めながら笑い続け）

<食堂>

山下くん

うん、一先ずお水くれたお礼ね
(相手の態度に可笑しそうに笑い頬に熱冷ましを当てながら言葉を返し)

…でもたしかに見ないかもね
あまり授業でてないしっ
(にこっと頬笑むとまた見ない理由を特に気にする様子もなく付け足し)

【寮/屋上】

＊霧島さん

さあ。割り切るタイプだとは思うけど素直、とは少し違うかな。…貴方は凄くひた向き、だよね。

…それは何？恋は嵐みたいに過ぎ去って行く…ってこと？←

(驚いた様子には構わず少し思案してから曖昧な口振りで答えれば相手に抱いた印象を口に出し暫しじっと眺め、流行りものや漫画などに疎い為か口に出された言葉が理解出来ず訝しげにし)

瓶に好かれたくはないけど弟に哺乳瓶投げられた事もあるしなぁ、…そんな笑わないでよ。

(昔の出来事を交えて何故か真面目に返せば涙すら浮かべてまで笑う様子に不満気にし)