私立織愛学園☆72

【寮/屋上】
宇佐木

それにしちゃあ暑さが冷める温度でもなくね？ご苦労なこった…

(体感温度が少し暑苦しいのか胸元をパタパタとあおがせ、額から溢れ出てくる血がタオルからはみ出してピューッと弧を描いているが気にしている様子がなく始めっからのダルさ混じりの口調で話し)

俺？山下って呼んでくれ。

-寮/屋上-
山下くん

うん､意外に暑かった
(相手がパタパタしてるのを見たら自分も同じ動作をして少しでも涼しくさせて弧を描いてる血をジーッと眺めて大丈夫なのかと心配するが相手が気にしてなさそうなので弧を描いてる血の行く先を見て)
死体現場後…みたい

え？あ､山下くんね
(思ったことを呟いたあとに名前を言われたら言葉に出していた確認し"宇佐木"と自分も名字だけを教えて)

【寮/屋上】
宇佐木

死体？
面白いこと言うねェ、うさちゃん。
(ゆっくり地べたに胡座かくとまぁ昼よかましだけどと勝手に馴れ馴れしく呼ぶと昼間の暑さを思い出してゾッとして)

-寮/屋上-
山下くん

…思ったこと言っただけ
明日見た人びっくりするよ､これ
(下についてる痕跡を指差せば相手を見てそのあとに相手が"うさちゃん"と呼べば眉間にシワを寄せて嫌な顔をするがウサギよりはましかと思い普段通りになって)
昼は暑すぎる
冬…こないかな
(秋を通り越して冬を待ち遠しにすれば"冬も冬で寒いから嫌いだけど"と続けて)

【寮/屋上】
宇佐木

まぁ大丈夫じゃね。
ほらこうすれば……アートじゃん。
(指差した先を見れば自分から出たものを見て一言言ってから立ち上がり足を動かし何をするかと思えば自分の血で適当な花を描いて言い切り)

ただの我が儘じゃねーか。

-寮/屋上-
山下くん

……ぶひゃひゃ←
(相手の予想外な行動に思わず笑ってしまえばツボに入ったのか声にもならず涙目になりながらそのアートを見て"…け､傑…作ｱﾋｬ……"笑いながら何とか言葉を発して←一時してから何とか笑いを堪えれば目にたまった涙をふきながら)

…人間我が儘なもんよ
(我が儘と言われたら大抵そうだと反論して"春夏秋冬嫌い"と付け加え)

【寮/屋上】
宇佐木

おーコワイコワイ。
もう自覚しちゃってるしね、開き直ってるしね。

(アートの続きを描きながら相手の言葉にやはり雰囲気はダルそうだが怖がる素振りをして、話している間に血が止まっていたのでいる？と血まみれのタオルを顔まであげて)

-寮/屋上-
山下くん

自覚してた方がいいでしょ？
…なんとなくだけど
(続きを書いてるのを見ながら言えば最後になんとなくと付け足して相手がタオルを渡してくれば目を見開いてびっくりするがタオルを手にとり)
…もらっとく

【寮/屋上】
宇佐木

自覚しなくともしててもどっちも女子は怖いです、…なんとなくだけど。

(少し明るくなりかけてきた空を見てから相手を見て自分の感想を述べると、そういえばコイツも女子だったとハッとし同じくなんとなくを付け足し)