私立織愛学園☆72

寮/中庭

▼佐藤さん

助けて！誰か助け､て……………なな何か乗ってるぅ！重いいい！背中が重…………って…あ､ありがとう｡

(必死に助けを求め叫ぶ中､相手に抱き締められているとは知らず突然背中に重さを感じれば再び悲鳴を漏らすが､顔を上げ相手が近くにいることが分かれば落ち着き始めゆっくりと体を前に向け正常な座り方に直し､力なく笑うとお礼を言い続け)

君は怖くないの…？

　
［中庭］
一ノ瀬先生

ハイ、
よく出来ました
（相手がやっと落ち着けば年相応な笑みを浮かべて相手から離れ隣に腰掛けるとベンチに手をついて相手の方に顔を向けて怖くないのかという問いかけにｺｸﾘと小さく頷き）

もうずっと見えてますから
他の人にわからないことがわかるって素敵です←

　

寮/中庭

▼佐藤さん

恥ずかしいところ見せちゃったね｡昔から苦手で､そういうの｡ごめん｡

(相手にちらりと目をやり隣にいることを確認すると安堵な気持ちになり落ち着いた様子で話し始め相手の妖しかった先程とは違う女の子らしい笑顔を見れば"あー怖かった"と微笑み返し)

素敵かぁ…じゃあ本当にいるんだ？幽霊とかって｡

　
［中庭］
一ノ瀬先生

いえ、大丈夫です
（目を細めて相手に微笑みかけたあとﾎﾞｿﾘと"面白かったんで"と聞こえないくらいの声で呟き、背もたれに寄りかかれば空を見上げながら話し）

私に見えているのが幻覚じゃなければ…そういうことになります

　

寮/中庭

▼佐藤さん

(大丈夫だと言われると"よかった"と柔らかく微笑み次に相手が何か呟いたことは分かったものの小さく聞き取れなかったため首を傾げるが空を仰ぐ相手の横顔を見つめ)

幻覚なんかじゃないよきっと｡僕ね､信じてたけど実際見たことはないんだ｡だから凄いや､えっと……さ､佐藤さん？←

　
［中庭］
一ノ瀬先生

そんな風に言われたの初めてです
……ハイ←
（今まで明らかに気持ち悪がっているだろう反応しかされたことがなかったので凄いと言われると照れくさそうにはにかみ、名前を呼ばれれば相手の方を向いて真面目に返事をし）

　

寮/中庭

▼佐藤さん

最初はそりゃあ僕も驚いたけど……何も変なことなんかじゃないよ｡むしろ自慢できることじゃない？

(笑顔を作り嬉しそうな表情をした相手にそう言えば最後に"でも僕はこのまま見えなくていいかな"と笑みを浮かべながら付け加え､そこでポケットの携帯が震えているのに気付けば取出し確認し画面に眉を下げ溜息を漏らして)

戻ろうかそろそろ､真っ暗だし｡………それと､これもう使わないみたいだからあげる｡あ！駄目だよ先生に見つかっちゃ｡怒られちゃうから！

(携帯をしまうと立ち上がり声を掛けると何か思いついたように手元のコンビニ袋に目を移し再び直ぐに相手に目をやり､妹に買ってこいと頼まれたはずがやる前に飽きれられ自分もあまり興味はないのか花火セットを相手に差し出し､自分が教師でありながらも慌てて人差し指を口元に当て念を押して)

じゃあ帰ろっか｡

【絡みありがとう！なんか変な落ち方すまそ(笑)ノシ】

　
［中庭］
一ノ瀬先生

見えたら楽しいのに
色々わかりますよ、人の心の中とか←

…………先生って…先生←
（見えなくて良いと言う相手の意見が不思議で思わずきょとんとすれば再び妖しい笑みを浮かべながら話し、教師なのに教師らしからぬ発言をする相手をクスクスと笑いながら袋を受け取って寮へと歩き始め）

【絡みありがとう＼(^O^)／】

　
［寮/自室］

…………。
……嫌がらせ？
（ノックをされて自室の扉を開ければ誰も人はいなく手紙だけ置いてあり拾い上げて裏を見るとよく知らない同級生からで"この人誰かの彼氏だったような"と思い眉を寄せれば小さくため息を吐き）

【待機】

-談話室-

………………､さむ｡
(ドアを開けるとそうとうな部屋の冷気に眉を寄せ､真っ直ぐにクーラーの操作機のとこへ向かえば｢設定18℃｣の数字に思わず目が止まり､思わず電源を消して)

また､つけたらいいや｡

【あげ】