私立織愛学園☆70

<談話室>

小鳥遊先輩

うん、大きくなったらお返し頂戴ね

(相手の言動に未だ年下だと思いつつ愛らしいなと微笑み軽く冗談のような言葉を言うと、チョコを出した手を引き自分の口元へ持っていき)

はい、終わり

【談話室】

小鳥遊先輩

……よいしょ、
(際どい体勢に疲れたらしくさっさと手際よく談話室内に移動してくると篠崎先輩と相手が兄妹に見え軽く一瞥し、挙げ句の果てに年下と思ったらしく軽く鼻で笑いタメ口で話し←)

え？お姉さんってどこに居るんだ？……え？←
まあ悪い事した訳じゃねえし、知らねえフリしといてくれりゃ助かるかなぁ…なんて。

<談話室>

榊さん

……………

(自分の頭で考え周りが見えていなかったのか軽く停止した後、相手の言葉を聞き我に返ったようにはっとしよく言ってる意味が理解できなかったものの言わない方がいいんだなということは認識し人差し指を口元に当て小さく微笑み)

ん、内緒…ね？

〈談話室〉
みっちょん

Σお、大人だよ！←
(大きくなったらという言葉に目を丸くして顔を上げ、チョコを返しながら頬を膨らましてくわっと怒り)

わたし子どもじゃないんだからねぇ！

〈談話室〉
ちなちゃん

………！
ひどいよぉ～わたし大人だよ！
もう、17才なんだからぁ！←
(相手の言葉を聞けば眉尻をさげ、ぶんぶんと腕を振りながら抗議して)

<談話室>

小鳥遊先輩

…そうだね、大人だよね

(よく子供が言うような言葉に小さく笑うと相手を見て優しく返し、戻ってきた少し溶けかけのチョコに噛り付き口元にチョコが付くとぺろっと舐め)

それにしても暑いね
君、名前は？

【談話室】

篠崎先輩

…どうも、居たのが優しい人で良かったです。

(何も聞かず快く内緒にすると応じてくれた相手の様子を見ては軽く安堵して嘆息を漏らし服に着いた埃などを払い落としながら緩く口角を上げて、続いてもう一人の人物と相手を交互に見比べつつ)

…もう寝かし付けてあげた方が良いんじゃないですか、そこの妹さん。←

【談話室】

小鳥遊先輩

17才、ねぇ…ならあたしより二つか一つ上って事じゃねえか、偉く小せえ先輩なこって。

(わざとらしく相手の傍らに移動して長身の自分と相手の身長差を確かめつつも返答をしっかりと聞き届けるがまるで真に受けて居らず、次に埃を払い落とすとソファに腰掛け)

…で、本当の年齢は？←

<談話室>

榊さん

いやいや、とんでもない

(お世辞な言葉を聞くと少し照れ臭そうに微笑み手を横に振り、もう１人に対し妹と言われればきょとんとしたあと困ったように笑い)

ん、妹ではないんだけど…
チョコ食べたかったみたいでね、愛らしいよね

〈談話室〉
みっちょん

……あ！
信じてないなぁ～
(ぶぅっ頬を膨らましたままぶんぶんと腕を振り抗議の目を向け)

小鳥遊ひより、高等部三年生で17才
もう、君は失礼だ！←