私立織愛学園☆70

〈寮/四階廊下〉
天津

Σえ！
そ、そうなの？
夜更かししちゃっても黒酢と牛乳あれば平気かな？
(三枝の驚いた声にビクンッと肩を揺らし、挙動不審にキョロキョロとしながらも相手の言葉に耳を傾け)

まっつん凄い!
20㎝も伸びたのー？
物知りだねぇ、羨ましいよぉ…………頑張るね！←
(単純にも話に食い付き目をキラキラと輝かせ両拳を握りしめれば小さくガッツポーズをして信じ込み)

<寮/四階廊下>

がっくん

んー、そんなこと言ったら幽霊が怒っちゃうよ？
意外に繊細なんだから、彼ら

(相手の反応に対し楽しそうににこにこと知ったような言葉を並べ、次の言葉を聞くと軽く眼を開き微笑しいつもの笑顔で首を傾げ)

有名？…やだなぁ、全然そんなことないのに、…で、何を聞いてるのかな？

うん、君と僕は初対面♪
なんでって言ってもねぇ…、僕のことを知ってるならまず、知らないことはないって思ってくれると嬉しいなぁ♪

寮/四階廊下
小鳥遊さん

…ったく、しゃあーねぇな！
別にオレ怒ってねーし。
(相手が年上だと言うことも知らずにくしゃりと頭を撫で、ニカッと笑ってみせるも未だ頭から牛乳が滴っているためなんとも格好がつかず←)

…わ、悪ぃ悪ぃ！
ちょちょちょっとびっくりしただけだから！
別に幽霊かと思ったとか、そんなんじゃねーから！！←
(驚いた理由を悟られたくない為か、つらつらと言い訳やら何やらを並べていくもすでにボロがでていて)

<寮/四階廊下>

ひよこちゃん

そうそう、夜は成長ホルモンが多く分泌されるから普段なら身体を休めなきゃいけないけど、その二つがあればそんな心配も皆無♪

(いつもの様子で素直に信じる相手につらつらとでたらめを吹き込めばにこにこ顔で首を縦に振り)

照れるなぁ、そんなことないよ

…いい？割合はちゃんと5:5で割って飲むんだよ♪

〈寮/四階廊下〉
三枝

えへへ…
(頭を撫でられるとほんわかと嬉しそうな緩い表情を浮かべ、暫く撫でられるがハッと思い出したように顔を上げじたばたと動き)

もー！
子ども扱いはメッ！なんだからぁ！

(眉尻をさげ頬を膨らまし不貞腐れたように撫でることを止めさせようとし、幽霊と聞けばあからさま辺りを見渡し相手の顔をじぃっと見つめ)

…………幽…霊？
や、やだなー、君っては怖がりさん♪

寮/四階廊下
天津さん

だ、だだだから幽霊なんているわけねーって！！
ああアンタそんなの信じてるなんてだ、ダッセーな！！
(相手のいかにも知ったような口調に信じ込んでしまいそうになるも、ふるふると首を横にふれば"幽霊なんかいないんだ"と自分に言い聞かせるに何度も呟き)

あ、アンタが変人だとか奇人だとか…
いっつも不気味な笑みを貼付けてるとか…
実は宇宙人説とか……
(相手に問われれば聞いたことのある噂を一つずつゆっくりと答えていくも、やはり緊張からか顔面が崩れていて←)

な、なるほどな…
つつつまりアンタは学校中の情報を知り得てるっつうわけか？

〈寮/四階廊下〉
天津

う、うん！
5：5で牛乳と黒酢だよね
(こくこくと真剣な表情で疑う事なく頷き、ポケットから携帯を取り出すと忘れないようにとメモを取って)

ありがと、まっつん！
いつもいつもすまないねぇ…
まっつんには助かるよ～←
(若いのに物知りでとオバサンくさい手の動きでほのぼのと笑い)

寮/四階廊下
小鳥遊さん

…あん？
だってアンタ中２くらいだろ？
オレより年下なんだからいいじゃねぇかよ。
(子供扱いするなとふて腐れる相手にはて、と首を傾げれば素直に思ったことを口に出して)

いいいいや、だだだから！！
幽霊とかオレ全然まったく信じてにゃいし！…ってくそ、噛んだ！！
(慌てて否定の言葉を並べて反撃しようとするも、動揺が隠せず噛みまくりの吃りまくりで)

<寮/四階廊下>

がっくん

あれ、信じてないの？
…酷いなぁ、有るものを無いものとして思われるなんて、どんだけ辛い事なんだろうね？

(言葉を聞くとにこにこと饒舌に自己の歪んだ哲学を並べ相手に問い掛け、次の言葉には可笑しそうに聞きながらにやっと笑みを見せ)

あははっ、誉め言葉かなぁ？
それにしても不気味な笑みなんて酷いなぁ…、十分社交的だと思うんだけどな、ねぇがっくん？

さぁ…どうだろうね？
そこはシークレットにしておこうかな、ミステリアスにしとけばまた面白い噂がたつかもだし♪

<寮/四階廊下>

ひよこちゃん

気にしないで、いつもちっちゃくて"見た目だけは"可愛いひよこちゃんに僕も癒されてるから♪

(相手におばさん臭い態度でお礼を言われると悪意があるのかないのか素の様子でにこにこと言葉を返し、自分のポケットから小銭をとると相手に差し出し)

はい、お小遣い
今日は紛失しちゃったみたいだからね、これでまた牛乳買えばいいよ♪