私立織愛学園☆70

〈談話室〉

(ふらりと談話室に立ち寄り中に入るが女の子独特な空間に一瞬顔を歪めて)

……………
……あぁ、今日は七夕か

【良ければ絡んでやって下さい。】

[寮/談話室→]

→なっちゃん

えっ!!そうなのかなぁ…
…………嘘ついたら許さねぇわ

(相手の言葉を聞いた途端不安そうな顔をし一言を低めのトーンで呟くと相手に向き直って"お兄ちゃんに聞いといて！"と一方的にお願いをし、何か書いてるような相手の動作に少し離れた所から気づくと表情を明るくさせ)

なっちゃんも叶うといいね！

(と投げかけ、そろそろ床につこうと扉の方へ向かうが立ち止まって"お兄ちゃんがずっと鈴のそばにいてくれますように"と書かれた短冊を指しながら"見ちゃダメだよ！"と最後に念を押せばおやすみの一言を告げその場から去り)

【落ちるねー、絡み感謝☆ﾉﾝ】

【談話室】

≫荒井先生

(短冊にある願い事を書いている最中に相手が現れれば一度そちらに視線を送り軽く会釈し、やはり短冊を隠すように何かを書きつつ)

………余ってるし先生も書く？

【短時間かもですがﾉｼ】

≫久条

………、…え？

(自分の言葉を聞いて態度が一変した様子を見れば軽く驚いて首を傾け兄に関しては曖昧に頷いて、去る相手の背中に手を振れば後で見てやろうとか考えつつ別れを告げて)

ありがと、駄目元だけどな。んじゃあまた。

【こちらこそ絡みありがと！ﾉｼ】

〈談話室〉
榊

……あ？
…………あぁ
(自分が短冊に願うキャラだろうかと多少苦笑気味に頷いて歩み寄り、一枚手に取りサラサラと書き始め)

短冊なんか小学生依頼だ

【構わないっすよ～

鈴
またねーﾉｼ】

【談話室】

≫荒井先生

…まあ駄目元っつうの？信じてなくでも折角の行事だし、便乗するのも悪かねえだろ。

(苦笑する様子を見て何かを察したらしく弁解気味に自分の意見を伝えれば書き終わったので笹まで近付き上部にくくり付け、色々な願い事をちら見しつつ)

あたしもそれ位振りですよ、興味無かったし。

〈談話室〉
榊

そーゆーもんか
意外と女の子なんだな～？
("全校生徒成績アップ"などと簡単かつ達筆で書ききり、ひらひらと短冊を揺らしながら笹へ歩み寄り)

…………こんなのは
カップルが馬鹿っぽく楽しむ行事かと思ってたよ

【談話室】

≫荒井先生

いや、別に？叶うとか信じちゃ居ないし寧ろ有っても無くてもどっちでも良いな、七夕は。

(そう言う割りに"肌がこれ以上黒くなりませんように"などと書かれた短冊を笹で隠しながら夢の無い事を呟けば歩み寄る相手に振り返り、相手の言う通り"ずっと一緒に居られますように(はあと)"と書かれた短冊を見て)

織姫と彦星云々～の辺りがそんな感じですね、…クリスマスと似たようなモンなのかな。

〈談話室〉
榊

……………。
(相手が隠しながらつける短冊がチラリと見え、願い事を見る気満々なのかじぃっと見つめたまま)

クリスマスも七夕も…
行事云々は何かしらカップルが馬鹿っぽく楽しむモノな気がしてくだらない
(自分でも荒んでいるなと思いつつ視線を逸らす事なく言って)

【談話室】

≫荒井先生

……？…見なくて良いですよ、つか見ないで。

(何かをじっと見つめる様子に違和感を感じれば一瞬首を傾けるが意図が分かるなり短冊を奥に突っ込んで釘を刺して置き、行事云々は分からない事でもなく感慨深そうに話しを聞いて)

下らないは言い過ぎじゃないですかね、大人だからどうでも良い事なんだろうけど楽しみにしてる奴等も居るし。…難しいな。

〈談話室〉
榊

あ？ﾊﾞﾚたか
(釘を刺されれば悪びれもなくケタケタと笑い、自分の荒んでいる発言に対した言葉を聞けば目を逸らして深くため息を吐き)

あぁ、もうこの年になるとな？そう思えちまう、馬鹿っぽく楽しむ相手も見つかりそうにねーしな？
(肩をすくめて返し、目を細めて相手を見やり)

お前はこれからなのに悪いな？相手は選べよ？