私立織愛学園☆65

[学校/職員室前廊下]

｢あ！佐久間先生だ～ねぇ､今回の英語のテスト簡単にしてよ～｣
(職員室に戻る際､玄関に向かう途中だと思われる女生徒数名にすれ違い声をかけられ)
あー無理ですね～ていうかその前に今回作るの俺じゃないし｡
(「なんだ～」と笑い合う女生徒達に「気を付けて帰りなよ」と微笑み手を上げ別れ)

【あげます＼(^O^)／】

【学園/四階多目的室】

友人Ａ:……、帰りてぇ～～～！！
(なぁ帰りてぇよとシャーペンを投げ置きながらふぅ……とわざとらしいため息をつき)

……………。

友人Ａ:なんでこんな事になったんだっけ？
(俺なんかしたっけと困ったような顔で問いかけ)

お前が音楽室から勝手に吹奏楽部でも可愛い方の●●ちゃんのトランペット偶然見つけて吹き始めたんだろーが。
(なんで俺のせいみたいな顔してんだよ刺し殺すぞと何故か自分も一緒にいたため誤解され反省文を書く羽目になっていて)

今時の小学生だって好きな子のリコーダー舐めたりすんの我慢してんだよ。

友人Ａ:トキメキしてやった。

うまくねーよ。

【あげ待機】

[学校/多目的教室]

→山下

………くだらないね｡
("君達の監視役押し付けられたこっちの身にもなってほしいよ"と､何処から現われたのか､相手の目の前の席に座り呆れた表情を作り)

で､どっち？主犯は｡

【いる？絡んでください^^てゆか吹いたｗ】

【学園/四階多目的室】
佐久間

いやいやいやいや勘弁してくださいよ。無罪なんスよ俺。名倉黙ってろ。
(ホント冤罪なんスよと入ってきた相手に目をやっていつもの無気力なダルそうな感じで目の前の作文用紙を見ながら訴えて)

名倉:俺だって無罪だぜ？
(純粋な乙女心が揺らいで起こしてしまった事だしと何故か悲しそうな顔で)

先生ー。
名倉君の鞄に何故か●●ちゃんのクラリネットが入ってます。
(名倉の鞄から吹奏楽部で綺麗な方の●●ちゃんのクラリネットが出てきて)

>>48
【宜しくな。吹いていくれてどうも。雑ノシ】

[学校/多目的教室]

→山下

知ってる？罪を犯した人間を見て見ぬフリするのも立派な共犯なの｡("君は彼を止められなかった､そうでしょう？"となぜか諭すように言い)

分かったら､さっさと作文書いて｡名倉もだよ｡反省に乙女心もなにもないから｡("はい､"と二人に机に置かれたシャーペンを握らせ促し)

………名倉は俺と一緒に●●に謝りに行こうね｡(冷めた目でクラリネット見て軽蔑の眼差しを名倉に向け､意味深の笑みを浮かべ｡)

【学園/四階多目的室】
佐久間

見てた場合はね。

いなかったから。勝手に走り出して追いかけたら既にトランペット吹いてたからね。
もうトランペットの口付けると愛し合ってたから。
(ああもう人の恋路を邪魔しちゃ悪いなって思ってトランペット押し込んで吐かせただけだから、と目の前でいかにも自分も名倉と一緒に罪を着せるつもりの相手にペラペラとここまで来た成り行きを話し)

名倉:…な、なんじゃこりゃァァァ！！！！
(今初めてクラリネットを見たかのように迫真の演技で叫びながらシャーペンを落としてクラリネットに触れて)

[学校/多目的室]

→山下

……………｡(山下の長い話を聞いた後､名倉にまた軽蔑の眼差しを送り)

ごめん｡もう付き合ってらんない｡それにもう門閉まっちゃってるからね｡("続きはまた明日｡ほら､帰る支度して｡"とため息を吐き立ち上がり)

【落ちﾉｼ………ないんだな←まぎらわしい場面になったごめん】

【学園/四階多目的室→】
佐久間

……………。
(名倉と相手をダルそうな面持ちで交互に見ると立ち上がり)

無駄な時間とらせやがって…
(立ち上がった名倉のケツのシャーペンをぶっさして何事もなかったかのように多目的室を出て)

名倉:悪いな山下。あとでなんか奢るからさ。
(シャーペン刺さったケツから血が吹き出しているがこちらも何事もなかったかのように鞄を取って山下に続き出て)

[学校/多目的室→]

→山下

(二人のやり取りを見た後､突っ込みはせず失笑し､自分もついて行き)

名倉くん､俺にも今度､ハバネロお楽しみ会用みたいなデカイの買ってきて｡("こっそり職員室の俺の机の上置いといて頼むね｡"と歩きながら真顔で名倉に言い←)

【学園/四階廊下→】
佐久間

名倉:………………。
(相手の言葉に無駄にかっこよくグーサインを向けてまた歩き出し)

ちょっと。こそこそ友情深めんのはいいけどマジで腹減ってきた。
(みーちゃん奢ってよと相手に勝手にあだ名付けて呼び)