私立織愛学園☆65

［寮/２階廊下］

喉かわいた...。
(くまを抱きしめながら
談話室へ小走りで行き)

【待機あげ!!】

.

[寮/屋上]

→蜜兄

(問われると腰に手を当て得意そうな笑みを浮かべ胸を張り相手を上から見下ろし)

もう治ったもんねー！

<寮/屋上>

鈴

………そ、じゃあ貸して

(相手の様子に小さく笑いにっと悪戯っぽい笑みを見せ一言言うとしゃがんだままブランケットの下の方を自分の方に引っ張り肩に掛け)

[寮/屋上]

→蜜兄

あっ、ちょ…ちょっと！！

(不満そうな顔をしながらも"仕方ないなぁ"と上から目線なことを言えば、相手に寄り添うように隣にしゃがみこみブランケットを相手と自分の肩にちょうど合うような長さにして掛け微笑み)

これで、２人ともあったかいよっ。

<寮/屋上>

鈴

(相手の行動に目を丸くしきょとんとするが言葉を聞くと小さく頬笑み膝の上に腕を組み視線を向け横向きに頭をのせからかうように続け)

暖かい…けど…、わざと？

[寮/屋上]

→蜜兄

(ひどく動揺し一瞬言葉を詰まらせれば黙って相手の頭を自分から離し、自分の肩に掛けていた分を相手に掛け立ち上がり再びフェンスに肘を付き)

な、何わざとって。
意味分からないんだけどっ！

<寮/屋上>

鈴

…さぁ、なんだと思った？

(肩にかけられたブランケットを片手で軽く握りながら落とした目線を細めて頬笑みからかうように言い、ゆっくり立ち上がると隣に立ち相手の肩に掛け直し)

…冗談
あんま出歩いてなかったから心配してた
風邪引いたのかなって

[寮/屋上]

→蜜兄

(相手の言葉に再び動揺し口をぱくぱくさせていたが、冗談だと分かればほっと息を吐き"いじわる"と小さく呟きブランケットをきゅっと握り少し拗ねたような表情をし)

蜜兄に心配されなくたって鈴は元気でいるもん。

<寮/屋上→>

鈴

………そっか

(相手の様子に顔を向けて傾け困ったように頬笑み一言洩らすと相手の頬に自分の手の甲を当て困った表情のまま"ちょっと淋しかったんだ"と続けると手を離し扉の方へ歩いていき屋上を後にし)

まだ夜は少し冷えるから体冷やさないようにね？
…んじゃ

【一旦落ちまする＞＜】

[寮/屋上]

→蜜兄

………あっ、

(去って行く後ろ姿に何か言いかけようとするが上手く声をかけられず困ったように空を見上げればくしゃみを一つし)

鈴も戻ろうかなぁ……
………う～ん、でも…

【自分もこっち落ちます^^】