私立織愛学園☆65

　
［寮/4階廊下］
久条

……………おやすみ
（忙しい相手の行動を一部始終黙って見ていて相手の部屋の扉が閉まれば誰にも聞かれないように呟いてから自室に入り）

【おやすみ！
自分は待機(^ω^)】

　

<自室>

………あれ…
(ベッドの真ん中に寝ていたはずが端に布団を被らず縮こまっていて、起き上がれば真ん中を陣取り爆睡の幼なじみをぼーっと見たあと立ち上がり冷蔵庫から水のペットボトルを取り出して飲み)

【喝(^p^)】

[寮/自室]

‥‥‥‥‥しょっ、と。

(外出先から帰って来くれば、両手に持っていた楽器ケースを慎重に床に置いてからコートとハットを脱ぎ)

飯‥‥‥‥抜くか。

(疲れきった様子でそう呟けばボスっとベッドにダイブし、数分後にはすぅすぅと寝息を立てて眠っていて)

【帰宅あげ。】

<談話室>

……………………

(友達(女の子)から強制的に貸されたラブコメ本を意外にもハマったのか真剣に読んでおり)

【よし!`´
たーいき←】

[寮/談話室]

(お風呂上がりでタオルを肩にかけ濡れた髪を片手でガシガシしながら自販機まで行けば、ｱｲｽｺｺｱを買いソファーに座りほんのり赤い頬に当て)

んー‥‥冷たくて気持ちい。

【あげもち！】

<談話室>

久条

……………………。

(物音がした方をチラッと顔を向けるも直ぐに視線を手元に戻し)

やべ…

(ふと自分の格好を見ると大股を拡げたままだった為足をさりげなく閉じ直し)

【絡ませ♪】

[寮/談話室]

→棗くん

(ｱｲｽｺｺｱを飲み終え缶を潰してゴミ箱に捨てに行き戻ってくれば相手に気づき)

あっ‥‥、

(楽しそうに近寄っていけば手元にある本をちらっと見て首を傾げ)

何読んでるの？

<談話室>

久条

…………はぁ

(相手に見えない様にため息付けばパタンと本を閉じクルッと体を向け)

久条さん
私は女の子ですよ?
君付けなんて酷いです

(キャピキャピとぶりっ子を演じれば"ラブコメ本です"と満面の笑みで質問に答え)

[寮/談話室]

→棗ちゃん(←

じゃ、じゃあ棗ちゃん‥‥ね。

(相手の言葉に引きつりながらも言われた通り君付けをやめ"ごめんね"と付け足し)

らぶこめ‥‥‥
それは、自分で買ったの？