私立織愛学園☆63

[談話室]

→蜜兄

‥‥‥‥いい、これで食べるっ。

(少し膨れるがスプーンを抜いてアイスを掬うと一口だけ食べると頬を緩ませ相手の言葉を聞くと疑いの眼差しを向け)

やまぴーが教えてくれたもん。
鈴の思ってる蜜兄とは違うぅ‥‥。

<談話室>

鈴

やまぴー…？…山下のこと？

(疑いの眼差しを向けられ困ったように眉を下げ相手を見ると不思議そうに続け小さく息を付いた後自分の首に片手をあて小さく息をつき)

あいつが合コン行ったって話をしてて、ふざけてのっただけだよ

[談話室]

→蜜兄

(コクっと頷きまた一口アイスを口に含みながら相手の話を黙って聞いていればアイスを食べる手を止め相手にぐっと顔を近づけて相手の目をじっと見つめ)

ほんとにほんと？

<談話室>

鈴ﾁｬﾝ

…近い？←
(相手の言葉に不思議そうに首を傾げて聞き)

篠崎ｸﾝ

はい…そうなんです
困ったものですよね
(表情は笑ってるもののどこか憂いを帯びた表情で話し)

<談話室>

鈴

(小さく息を付くと近付いてきた相手をこちらも真剣な表情でじっと見つめ)

本当に本当。
…俺の言うこと信じれないわけ？

(言い終わると頬を緩め小さく微笑み相手の頭を軽く撫で座らせ"溶ける前に食べな"とアイスを見て)

<談話室>

藤波さん

そっか………

(黙って相手の話を聞くも返す言葉が見つからず淋しい表情で相槌を返しゆっくり口を開くと"藤波さんはどうしたいの？"と続け華に目をやり)

…生けた華、どこに飾ろっか

[談話室]

→撫子先輩

撫子先輩はお嬢様だから鈴とは遠い世界の人なのかな、って思ってたから‥‥。

(少し俯いてそう喋ると顔を上げて相手に微笑みかけ)

<談話室>

篠崎ｸﾝ

…もう､諦めてますわ
(ｸｽｯと心配させまいと笑顔を見せ話しを終わらせれば生ける場所を考えて)

あっあそこの棚ならピッタリですわ♪←

[談話室]

→蜜兄

わ、分かったよう‥‥。

(少し拗ねたようにそう呟けば溶けそうなアイスを何口か含み少し経つと相手の口にスプーンに乗ったアイスを差し出し微笑み)

蜜兄ごめんなさい。
‥‥‥はい、これで許してっ。
食べないと嫌いになるからね！
あーん。

<談話室>

藤波さん

いいの…？自分の本当にやりたいこと、諦めていいの？

(相手の返事に納得いかないのか神妙な面持ちをするも少し強めに言葉を返すと立ち上がってゆっくり花瓶を持ち)

…あそこね
花瓶一つで周りが明るくなるなんて、すごいね