私立織愛学園☆63

<談話室>

雛ちゃん

………………。

（声が聞こえチラッと確認したら起き上がり少し停止するとぎこちなく頭を乗せ）

…………………………い、今何も話さないでね

（自分で頼んだ事なのに顔を真っ赤にして一言言えばﾌﾟｲｯと向こうを向き）

〈談話室〉
風夏

ぷっ

………はいはい。
(相手の反応が可愛く見えれば口元を押さえて頷き、相手の髪を優しく撫でて)

<談話室>

雛ちゃん

………………!!!

（何ともいえない羞恥の中髪を触られればいきなり立ち上がって歩きだすも、なんもない所で躓き足を引っ掛けてコケて）

…………………………。
（コケたまんまで止まれば顔を隠して"…馬鹿みたい俺"と恥ずかしそう呟き）

〈談話室〉
風夏

こーら
ちょっと落ち着きなさい
(後ろからコツンと頭を小突き、クスクスと小さく笑い)

大丈夫？
ケガしてない？

<談話室>

雛ちゃん

…………大丈夫

（と、落ち着いて立ち上がろうとすればトドめに丁度あった椅子に頭をぶつけ"…………タンコブできた"と体育座りして自分の予想外の格好悪さに落ち込み）

……………………テンパった。ごめん雛ちゃん

〈談話室〉
風夏

あー…もう
(相手の様子を見れば急いで冷たい缶ｼﾞｭｰｽを買い、相手のたんこぶにあてがって)

いいのよ？
けど、少しの間冷やしてなさいね？
(小さく微笑み、肩をぽむぽむ叩きソファに座りなおして)

<談話室>

雛ちゃん

…………分かった。

（素直に首を降れば頭を冷やし、少し座っていたいのか体育座りを続け"ジュース代……"と呟くと自販機に近寄りジーッと品定めして）

………さっきからジュースばっかじゃ駄目か。
…………

（と、言葉を零せば一人談話室を出て行き）

〈談話室〉
風夏

……？

あ、ちょ………
………風夏くん？

(相手が出ていくのを見ればきょとんと目を丸くし、手を伸ばし唖然と固まって)

いいのに……

<談話室>

雛ちゃん

（コツコツと歩いてくればﾊﾞﾀﾝｯと扉を開けて相手の前まで歩き部屋から持ってきた飴とカイロをポイッと渡し）

……苺の飴入ってるかも。それとカイロ、学校行くんなら寒いでしょ。

（渡した後隣に座って"俺今日学校行かないから"と堂々とサボり発言を残し）

〈談話室〉
風夏

あ、ありがと
貰ってもいいの？
(受け取れば気にしなくてよかったのに、と小さく笑い苺と聞いて極上の笑顔を浮かべて)

サボるのはダーメ!!
遅刻してでも行きなさい
(スパコーンｯｯと相手の頭をはたき頬を膨らませて)

そろそろ支度するわね？
カイロありがと。可愛かったぞ♪←
(言いながら談話室を去り)

【長々とありがと(//∀//)
落ちますｗﾉｼ】