私立織愛学園☆63

<談話室>

雛ちゃん

（"ゴメンゴメン"と手を合わせて謝り次の言葉を聞けばうんと首を振り）

いないねー
良く言われるソレ。でも自分隠して生きるより疲れないじゃん。……やっぱり顔だけならモテる俺?

初恋ね…
あれは幼稚園、隣の席が女の子だった…そして放課後迎えが来るまで遊んでたんだブランコで
……そしてその時突風が吹いてさ……
（と、一旦話しを途切らせて"続き聞きたい?"と笑い）

〈談話室〉
風夏

んー…
中身もいい人だと思うけど
他にも手を出すのに安心感はないからじゃない？
(首をかしげ、ぽむぽむ相手の頭を撫でて小さく笑い、納得したようになるほどと続け)

……それは嘘じゃない話？
(ウンウン頷き話を聞くがぷっと吹き出し、いらないと首を横に振り)

<談話室>

雛ちゃん

安心感がないから…ね
難しいな…実に難しい。

（う～んと腕を組んで頭を捻るも良い答えが出てこないのか悩み）

本当の話し。
この続きを簡単に言うと、帽子が飛ばされて取りに行って渡す時に笑顔でお礼言われて可愛いなって思ったんだと思うよ?曖昧にしか覚えてないけど…

（いらないと言われても勝手に言った後に"ベタでしょ?"と笑い）

〈談話室〉
風夏

うん。
難しいな…、恋愛って
(頑張りたまえと相手の肩をパシパシ叩き、肩をすくめ)

ふふっ、ベタだね？
それが私だったとかなら爆笑出来るのにな
その後、会えまして？
(口を押さえ、吹き出し笑いウンウン頷き)

<談話室>

雛ちゃん

…雛ちゃんさっきから叩きすぎですよー?

（叩かれれば茶々入れつつ自分の頬を両手でﾊﾟﾁﾝと挟み"一歩ずつのんびり歩きます"と続け）

ははっ、雛ちゃんだったら直ぐに分かるって
…残念ながら会ってないねー
会っても分かんないし顔…

（と、自分の事を言い終えれば"僕雛ちゃん先輩の聞きたいですぅ"と気持ち悪く態度を変え耳を傾け）

〈談話室〉
風夏

そうね？

私の話？……私は
(目を細めて頷き、顎に手を置き首をかしげ俯き)

私の初恋は
太郎…あ、樹のお兄ちゃん
(肩をすくめクスッと眉尻をさげて話をして)

<談話室>

雛ちゃん

樹?…あぁ持兄か。
兄貴居たんだ。ふぅん

（樹と言われ最初は頭に出なかったが思い出せば相槌打って"なんかこーゆうのワクワクする"と女子的発言して）

あらすじはどーなったのかな?

〈談話室〉
風夏

うん。
優しくて頼りになる人。

昔から知って、気づいたら好きになってて……
けど、気持ち伝える前に結婚しちゃって
(次第に目を伏せ眉尻をさげてため息を吐き、振られたのと肩をすくめ相手に目を向けて)

振られたは適切じゃないけどね？

<談話室>

雛ちゃん

………。

……………雛ちゃんはだから強いんだね
（真面目に話しを聞いてればいつもより優しく笑い肩をすくめる相手の頭に手を乗せ撫で）

大丈夫。その気持ちは無駄じゃないから
それを糧にすればもっと綺麗に輝けるよ