私立織愛学園☆63

【寮/自室】
久条

…………あいよ……
(胡座かいたままベッドに顔から倒れ込み軽く返事を返せば手だけ挙げてヒラヒラと振り部屋から出ていったという閉まったドアの音で何回目かの溜め息を吐き)

……((今時の若いモンは夜中の三時まであのハキハキ感が保たれんのかよ…末恐ろしい))………。
(ポケットに入った携帯を取り出して時間を見るとどうりでかなり眠かったわけだと消えそうな声で呟き、そのままへたれこむようにうつ伏せになって顔だけ横に向けて目を閉じ)

………((明日学校だっつーのに…起きられっ…か………))……

【こっちこそ。落ち。】

<高等部1年教室>

………えへへへへー

（椅子に座って鞄からこっそり『ﾁｮｺﾚｰﾄの作り方』の題名の本を隠し見ていれば思わず頬を緩め楽しそうにするも良く考えれば渡す相手居ないと喜哀楽を繰り返し）

い、一応作るくらいならっ
だ、大丈夫だよね?うん!

（軽くガッツしながら作りたい理由を作り一言小さく自分に言い聞かせ）

【朝あげ】

[図書室]

(ヘッドホンで音楽を聴きながら中へ入ると誰もいないことを確認し適当に椅子に腰掛けヘッドホンを外し腕を組み俯き)

‥‥‥‥‥一眠り。

【あげ】

[校舎/教室]

…………全っ然、
意味わからん
(数学の授業中、一生懸命黒板と睨めっこをしてみるもサッパリ頭に入って来ず、降参だといったように机に突っ伏して)

【あげ待機じゃ】

<図書室>

……ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝねー。
(昼間ｸﾗｽの女子が騒いでいたのを思いだし頬杖をつくとくだらないとため息をつき)

【あげ】

[図書室]

‥‥‥‥‥ん‥‥。

(眠りから覚め顔を上げ時計を寝ぼけ眼で見れば大きく伸びをしヘッドホンを肩にかけ)

【たいやき】

<図書室>

和泉くん

………またか。
(ため息混じりに顔を上げた相手を見ると本を閉じ)

【絡ませ】

[図書室]

→瀬戸

‥‥‥‥んだよお前か。

(声に気づき相手の方を横目で見るとダルそうに呟き)

【いらっしゃった＼(^^)／
和泉でごめんなさいwﾉｼ】

<図書室>

和泉くん

……こっちの台詞よ。
(相手の言葉にﾆｯｺﾘ笑い嫌みを言うと顔を反らし)

【とんでもないｗﾉｼ】

[図書室]

→瀬戸

‥‥‥‥‥‥可愛くねぇの。

(口角を上げて笑ってそう言うと腕を頭の方で曲げ背もたれに寄りかかり相手を見)