私立織愛学園☆63

〈寮/四階廊下〉
藤波

いいのよ
ごめんね？引き止めたりして
(肩をすくめ困ったように微笑み)

［寮四階廊下］

藤波さん

む、無理してませんか？
悲しいときは思いきり感情だしてもいいと思います...
(目をみてゆっくりはっきり言うが言い過ぎたと思い"すみません"とつぶやく)

〈寮/四階廊下〉
三谷

私に言われても…
けど、相手の気持ちを尊重してあげてね？
(困ったように微笑み、頬をかいて)

<寮４階廊下>

雛先輩

いえ､寂しかったのは本当でしたので
人と会えて気が紛れましたわ
(クスクスと苦笑いをして"ありがとうございます"と丁寧にお礼を言って)

［寮四階廊下］

白雪さん

そ、そうですよね
気をつけなきゃ....
(困った顔しふーっと息をはき藤波さんを見る)

<屋上>

玲奈ちゃん

…!?…どうしt
………泣いてんのか…自分。

（体に当たる人の温もりに驚き目をパチパチさせると零れた涙が手に当たり泣いてる事に気付き一言言うと抱きしめてくれてる相手の頭に顔を落とし）

…なんで泣くとこばっか玲奈ちゃんに見られんのかな……

〈寮/四階廊下〉
藤波

気が紛れたなら良かったわ
(相手につられ、どういたしましてと柔らかく微笑み)

何かあったら
言ってね？相談ならのるから

〈寮/四階廊下〉
三谷

君は眠くないの？
(首をかしげ、相手の顔を覗き込み)

<寮/四階廊下→>

白雪・藤波・三谷

なんだ、今日はやけに人が多いな。眠れないか。
(歩いてきて三人を見て間を通り"失礼"と言って通り過ぎて)

<寮屋上>

風夏くん

……泣き虫だからでしょ。
(背中に回している手をぎゅっと握ると小さく呟き)

私は…、当事者じゃないけど言わせて。
自分が我慢して犠牲になってできた周りの幸せは本物じゃないよ……。