私立織愛学園＊57

<談話室>

白雪先輩

そんなことないんだけどなー…
(相手に冗談が通じなかったからか困った表情を浮かべ頭を掻くと苦笑し、買ったカフェオレを自販機から２つ取出し)

狼？
………どこにいるんですか？狼
(首を傾げながら言うと相手に近づきカフェオレを２つテーブルの上に置いて膝だけ相手の横にソファにのせ微笑み)

〈談話室〉
蜜

ん？
余裕ないってこと？
(相手の表情をじぃーっと見つめ目で追い)

そうね？
蜜くんとか？
(冗談だけどと肩をすくめ、手を伸ばし近くに来た相手の頭を撫で)

なんか、
元気なかったりする？

【寮/屋上】
瀬戸

寒かったら温もり溢れる俺のジャージ貸すんで遠慮なく言えよ～。
(特典は俺を感じられますとふざけた事言いながら相手に顔をチラリと向け)

どうぞ。

<談話室>

白雪先輩

そうですね、常にないですよ

(にこっと微笑みながら言うと"俺が狼ですか…？"と眉を下げ続け頭を撫でられ少しさげたあと態勢はそのままで顔をあげ首を傾げて相手を見て)

…そんなことないですよ？

<寮屋上>

山下くん

……ありがと。
でも山下くん寒くなっちゃうし大丈夫。
(眉を下げ微笑むと膝に顎をのせ)

……………、
んー…やっぱりいいや←

〈談話室〉
蜜

常に？
まぁ、余裕ある人間なんてそうそういないしね？
(相手を見上げ、冗談だってと肩をすくめ困ったように笑い)

なら、良かった
ほらほら、ちゃんと座りなさい。←

【寮/屋上】
瀬戸

あんたに寒い思いさせない代わりに自分が寒くなろうなんざ思ってないっつーの。
(パーカー二枚だコノヤローと続けて)

あ？なんだそりゃ。期待損。

<談話室>

白雪先輩

…そしたらもっとうまく生きれるだろうし
(ふっと眉を下げ目線を落として小さく微笑み態勢を忘れていたのか相手の言葉に"あ、はい"と不意に答えると横に座り直し)

<寮屋上>

山下くん

そっか…、だよね。
(相手を見るとふっと笑い視線を暗闇に戻し)

んー…？
篠崎くんと私が冗談だけど付き合ってるって聞いてどう思ったかなーって。

あ、でもがっかりしそうだし答えなくていいから。

〈談話室〉
蜜

うまく？
何言ってるの。うまい、まずいじゃないんだから
自分らしく生活なさい
(嫌なの？と座りなおした相手の頭を両手で撫でくりまわし)

ほら、お姉さんがジュース買ってあげるから
愚痴あるなら吐いちゃいなさい
(ﾐﾙｸﾃｨをテーブルに置き、ゆっくり立ち上がって)