私立織愛学園＊57

[寮/談話室→屋上]
*木下先輩

っていうか私、
先輩の誕生日知らないです！
(思い出したように相手を見て言い)

よし、行きましょーう！
(ココアをカイロ代わりにポケットに入れ
ブランケットにくるまり、両端を
自分の前でしっかりと持ち)

<寮/1階廊下>

‥‥‥うぅ…眠れん
(昼間寝てしまったせいか変な時
間に起きてしまい､目を擦りなが
らﾄﾎﾞﾄﾎﾞと歩いていて)

【若干待機(´∀`)】

談話室→屋上
大蔵

おっとー！それ駄目じゃん

よし！レッツゴー！
(ニッコリ微笑みながら言うと買ったｺﾝﾎﾟﾀを両手で握りながら歩き)

[寮/談話室→屋上]
*木下先輩

先輩の気が向いたら
教えてくださいね？
(相手に微笑みかけ)

レッツゴー！
こんな遅くに外の空気吸うの
久しぶりです！
(遠足に行く子供みたいにはしゃぎ)

談話室→屋上
大蔵

わかった
てか別に今でもいいんだけどね
(ニッコリ微笑み相手をみて言うと"6月17日だよ"といい)

まじで！？
いつも寝てるのか？このじかん？
(というと携帯で時間を確認した後相手をみて)

[寮/談話室→屋上]
*木下先輩

6月17日ですね、
覚えておきます。
(相手が言った日付を
もう一度繰り返したあと
にっこり微笑み)

いや、寝てるときもあるし
部屋でドラムの練習してたり
DVD見てたりとかしてるんですよね
(先輩はいつもこの時間、何してるんですか？
と隣にいる相手を見て
不思議そうな顔で聞き)

屋上
大蔵

だいぶ先だけど頑張って
(手に持ったｺﾝﾎﾟﾀをいじりながら微笑みいい)

そーなんだ
俺？俺は談話室にいたり屋上にいたり基本部屋にはいないなー
(と前を向いたまま答え"ついた"と屋上のドアをあけ)

[寮/屋上]
*木下先輩

頑張ります！(と微笑み)

私とは正反対なんですねー
(やっぱり寒い…と小さくなり
ブランケットの両端をしっかりと
自分の前で結び、
ポケットからココアを出して両手で持ち)

屋上
大蔵

みたいだな
(ニッコリ微笑み言い"確かにちょっと寒いなー"とｺﾝﾎﾟﾀをしっかり握り)

[寮/屋上]
*木下先輩

でも、同じじゃつまんないから
反対なくらいのほうが
お互いを知るのには面白いですよねー
(といきなり持論を語り)

あ…でもやっぱり寒い方が
星はキレイに見えますね！
(上を見上げ、予想以上に星が見えたのか
嬉しそうに空を見続け)