私立織愛学園＊57

[寮/談話室]
*木下先輩

だって先輩の髪、
まだ濡れてるじゃないですかー！
こんな寒い時期に、
濡れた頭でいたら風邪ひきますってー
(拭いてあげましょうかー？
なんて冗談を言いながら
ぬるくなったココアの缶を開け
美味しそうに一口飲み)

談話室
大蔵

そうかー？これでも拭いたんだけどなー…
(自分の髪を触りながら確認し"拭いてもらおーかなー"とニッコリ微笑みながら冗談に乗り)

灰原先輩
【了解ですーノ】

[寮/談話室]
*木下先輩

タオルだけだと完璧に拭くのは
時間掛かりますよねー！
(自分も同じような経験があるのか、
少し笑いながら言い
持っていた缶をテーブルに置けば
ﾞ先輩、タオル貸して下さいﾞ
といたずらっ子のように微笑み)

*灰原先輩
【わかりましたー！】

談話室
大蔵

確かに…タオルで拭くのめんどくさくなるんだよなー(と髪をいじるのをやめて相手を見て"いや…いい！大丈夫だ！"と相手のいたずらそうな顔をみてやばいとおもい笑いながらいい)

[寮/談話室]
*木下先輩

だから私は最初にタオルで
水気をとってから、
ドライヤー使うんですよ！
結構早く乾くから良いですよ？
あ、先輩…
星見に行きません？
(オススメの方法を相手に伝えられて
満足したのか、テーブルに置いたココアを飲み干し
新しいココアを自販機で買い
膝に掛けていたブランケットに
くるまるようにして立ち上がり)

<→寮/屋上>

いいよなー…
(自室で映画を観ていて観おわったのか部屋着のままふらりと屋上に来ると映画の感想を零し、寒かったのか両腕を小さくなってさすり)

【いるかな？あげ(´ω｀)】

<寮/自室>

……
(飲み干した空の缶を握り潰せばごみ箱に投げ入れ綺麗に入ると口元に笑みを浮かべて扉に向かい)

気分を変えよーかな…
(自室の鍵を指でくるくると回しながら廊下に出て)

談話室
大蔵

ﾄﾞﾗｲﾔｰね～……
俺持ってねーや
(相手から方法を聞くと少し黙った後ｱﾊﾊと笑いながらいい)

星？
いいけどどこで？
(いきなりに少し驚きながらも相手をみていい)

[寮/談話室]
*木下先輩

じゃあ先輩の誕生日に
プレゼントしますよ！
(名案だと思ったのか
満面の笑みで相手を見)

屋上ですよ
(と言うと、ポケットから
キーリングを取り出し、
自室の鍵と生徒会室の鍵、
屋上の鍵が付いたのを見せて笑い)

<寮/玄関>

あー…寒いし
(眉間に皺を寄せ外の寒さからポケットに手を突っ込み駐車場へと歩き出し)

バレませんよーに…

【充電が…(>_<)落ちﾉｼ】