人間と妖怪が暮らす町、朝川町（オリジナル）９

[公園]
翔太くん

お。覚えとってくれたんやー！
先生嬉しいわー
(相手の言葉を聞けば嬉しそうに笑みを浮かべるも、次に相手が持っている竹刀へと視線を移し)

…それ、何しとったん？

〈公園〉

光

一応な………授業受けてるし
（目を細めれば一言で片付けるも視線を追えば"趣味"と竹刀を持ち直して構え）

[公園]
翔太くん

いや、まだ教育実習生やからさ
覚えてもらえとったらやっぱ嬉しいねん
(相手のすました態度を気にすることもなく、むふふと笑えば次の言葉に"へえー"と頷いて)

かっこええやん。

〈公園〉

光

一応会長だし………覚えないとな
（自覚がないのか苦笑したながら自分を指差して次の言葉を聞けば小さく笑い"サンキュ"と素直に礼を述べ）

[公園]
翔太くん

へえー…
一応生徒会長としての責任感とかあるんやな
(感心したように目をきらきらさせて相手を見つめ、素直に礼を言う相手ににんまりと笑みを浮かべれば)

うむ、素直でよろしい！

〈公園〉

光

しゃーねーだろ。慣れるし
（苦笑したように言うものの相手の笑みに吊られて口の端を軽くあげて笑い）

なっ……からかってんのかよ
（癪にさわったのかムッとした表情をして見て）

[公園]
翔太くん

いや、慣れるっていうても
普通そう簡単に名前覚えたりでけへんって！
(相手が笑みを浮かべるのを見れば少し嬉しそうにすれば、"責任感があるんやな"と続け)

まさか！
うちは素直な感想を言うたまでやで？
(どーどー！と相手を落ち着かせれば、にひっと笑ってみせて)

〈公園〉

光

2、3ヶ月くらいで慣れた
一応話し聞いてるし…顔と名前一致すんのも……
（指を折りながら数えていくも"強制だけどな"と付け加え）

なぁんか…ガキ扱いされてる
（ひくっと頬をひきつらせるも騒ぎを起こすわけにもいかなくため息をつき）

[公園]
翔太くん

ええええっ!!
ごっついなぁー…
(相手の言葉に尊敬したようにうんうんと頷けば、"うちでも１年はかかるでー"と眉を下げて苦笑し)

してへんしてへん！
うちの生徒やからついついな…？
(慌てて否定の意味を込めて手を振れば、ため息をつく相手の頭をつい癖で撫でてしまい)

〈公園〉

光

そうか？…教師とか話しに行くし…だからかもな
（竹刀を持ちしまえば肩に掛けて頭の後ろで腕を組めば軽く笑い）

なんか………なぁ
（頭を撫でられれば目を細めながらさりげなく離れ"身長縮む"といい←）