人間と妖怪が暮らす町、朝川町（オリジナル）９

[→翔太くん宅前]
誠

……アホ。
(少し照れ臭かったのか相手の肩を軽く叩けば小さくそう呟き、自分も急いで靴を履き玄関へと急いで)

あはは、誠もチョコ漏らったんや？
(相手が持っているチョコをじっと見ればにやりと笑みを浮かべそう尋ね)

〈玄関〉

光

うわっ、酷い言いがかり←
（ニッコリ笑いながらも慌てているのがわかれば"ゆっくりでいいよ"と優しく声をかけ）

ん？…まぁ……お礼？
（苦笑しながら言えばチョコを見せるも"毎年余るんだよね"とため息をつき）

[玄関]
誠

うっさいわ
(言葉とは裏腹に楽しそうな笑みを浮かべながら、相手の優しさに甘えゆっくりと玄関まで歩いて行き)

ええやん、貰えるだけ
(相手の反応に可笑しそうにくすくす笑えば"本命チョコは貰えず？"と首を傾げて尋ね)

〈自宅前→〉

光

まっ、慣れてるからいいけど
（ニッコリ笑いながら言い玄関のドアを開いたまま話し）

まぁ…そうだけど…
（口を尖らせながら言うも質問には困ったような表情をし"わかんない"と呟き）

【昨日寝てた…ごめん】

[翔太くん宅前→]
誠

へえ、言われ慣れとるんや？
(相手の言葉にくすりと笑みを零してそう尋ねれば"翔汰くんとか？"と付け足し)

チョコ貰えて嬉しないん？
(拗ねた様な態度をとる相手に首を傾げれば"好きな子とかおらへんの？"と続けざまに質問し)

【俺も遅れた。ごめんなﾉｼ】

〈自宅前→〉

光

ああ。よくわかってんね
（呆れたように言うものの相手が外に来ればドアを閉めて鍵をかけ）

嬉しいけど………ね。いないよ
（苦笑しながら言えば"余るのは困るじゃん"と同意を求めるようにし）

[翔太の家の前]

……結局めちゃくちゃ遅れちゃいました…
………ごめんなさい。
(シュンとした表情で家の前に立ちため息をつけば"本当は手渡しが良かったけど…"とチョコをポストに入れて走り去り)

【あげ】

〈自宅前〉

…………チッ…いらねぇっつってんのによ（舌打ちしながら鞄に無理矢理突っ込んだチョコを見ればため息をつきポストに入っているものに気づき）

んだこれ？誠にか？←
全部誠いきだな
（ぶつぶつ文句を言いながらもポストから取り出して鞄に押し込み家に入り）

〈自宅〉

なぁ………ここ仏教国なのに変だよな
（ソファーに腰掛け雑誌をぱらぱらとめくりながら誠に話しかけ）

誠：なんで？なんもなくない
（テレビを見ているも翔汰の質問の意味がわからずに困ったように振り向き）

だって……仏教なのにクリスマスとかあるしよ
（ふんと鼻を鳴らせばわかったかよというようにじとっとした目で見て）

誠：あー、確かに…
（わかったというように手を叩けば用済みだと思いテレビに向かい）

［高校/屋上］

ふぇ～気持ちわるーい。あの匂い耐えらんないわぁ～…………無理、くらくらする～
（ダッシュで屋上まで来ると深呼吸をし頭を抑えながらフェンスにもたれ掛かりズルズルとしゃがみこみ）
お弁当までは……寝る

【下がりまくりー＼(^Ｐ^)／あげ！】