私立織愛学園☆53

<寮屋上>

会長

……?!;
いたの………。
(声が聞こえﾋﾞｸｯと驚くが相手が見えると微笑み)

……冷え込みが。

〈寮/屋上〉
瀬戸

うん。
ちょっと風に当たりたくて
(今来たとこだと肩を竦めにんまりと口角をあげ笑って)

確かに寒くなってきたよね
北国はさぞ辛いだろーに
(目を細めて、ため息をはくように言って)

<寮屋上>

会長

………なにかあった？
(相手を見ると眉を下げ北国と聞くと首傾げ)

なんで北国……？

〈寮/屋上〉
瀬戸

んー…？
何も…？むしろ何もないことに不満？みたいな←
(つまんなーいと口を尖らせその場にしゃがみこみため息をついて)

北海道に従兄が転勤したから
(辛がるのを楽しんでるのと口元をゆるめて、にたにたして)

<寮屋上>

会長

なにそれ。
(目を細めるとｸｽﾘと笑い相手を見下ろし)

従兄弟……ね。
(呟き視線を暗闇に向けると黙りこみ)

〈寮/屋上〉
瀬戸

だって、
クリスマスにお正月…
みんなで楽しむイベント盛りだくさんなのに
受験生は勉強盛りだくさんよ！
高校までエスカレーターだっただけに辛いっ！
(くはーっと眉を寄せ、寂しいしねと小さく笑みをもらし)

……。
瀬戸ちゃん、申し訳なさそうな顔はしないの！
過去として処理したならそんな顔するだけアイツが哀れだから
(ピシッと人差し指を立てるもいつも偉そうな従兄が哀れに思えるほど楽しいのか、にたにたして)←

<寮屋上>

会長

勉強……そんな苦じゃないけど。
(意外そうに相手を見ると寂しいが本音なんじゃない？と眉を下げ)

………知ってたの？
(相手の口ぶりに眉間に皴をよせるとため息をつき)

〈寮/屋上〉
瀬戸

……ふっふっふ
雛姫ちゃんは強いんだから
(肩を竦め、そりゃーねと眉尻を下げて笑うも人差し指を横に振り得意げに片眉をあげ平気だと胸を張り)

だって、
わかりやすい野郎だし
従兄だし…質問には答えてくれるもの。
………予感はしてたんだって
もっとずっと前から
(それだけ言えばワシワシ相手の頭を撫で)

私は女の子の味方だから
自分に素直にがんばりなよ？

(余計なことをごめんね？とひらひら手を振り立ち去って)

【寝落ち(´；ω；｀)
中途半端にごめん】

<寮屋上>

会長

…………おやすみ。
(眉を下げ困ったように笑うと相手を見送りﾎﾟﾂﾘと呟き)

わかってた、か……。

【ありがと(´｀)ﾉｼ】

<談話室>

しないわよ…そんなもの
(ソファーに座り友人に"クリスマスだから恋をしないのか"と聞かれれば面倒そうな顔で返事をし"興味ないから"と言いﾌﾞﾁｯと切り←)

【酷い女あげ(*´∀｀*)】