私立織愛学園☆53

<グラウンド>

持田くん

いえす、サイボーグ名探偵。
そんなことないさーワトソン君は十分立派な私の部下だー

(豆パンを食べながら無表情で言うと相手の言葉に口を三角にして止まりすぐに無言でぶんぶんと首を横に振りパンを隠すように自分の体に近づけ横目で目線を向け)

…ドッペルゲンガー？

[グラウンド]

渚

………そ､そうか……サイボーグって事は触ったりしても感じひんのか？
(内心ヤバい奴と会話しちまってるよな？ワシとパニック状態に陥るも表情には出さず軽めのｾｸﾊﾗ発言をして相手がﾊﾟﾝを隠すのを見ると口をとがらせ再び頭に？をいっぱいにして)

どっぺる……げんがー？

<グラウンド>

持田くん

…サイボーグと言えど表面は敏感なのだよー

(相手の言葉に口を尖らせながら少し眉を寄せて返すと隠すように残りのパンを口いっぱいに詰め込んで食べきると手をパンパンと払い食べ終わると相手に視線をやり)

…いやー見間違い、勘違いー、ないないない

[グラウンド]

渚

………ほう､……サイボーグ娘は豆パンが好きなんか？
(信じているかいないかわからないような相槌をうてば勝手なあだ名をつけ食べる様を見ては少し吹き出して尋ね顔に何かついてるのかと思い顔をぺたぺた触り)

見間違い？…………何の事じゃ？

<グラウンド>

持田くん

別にー食べれるものなら何でも好きですー

(ベンチに脚を組んだまま無表情で答えるとパンのゴミ袋をくしゃくしゃと潰しポケットにしまい相手の言葉には無言で首を横に振ると止まって口を開き)

なんでもないーときに君、名前はなんていうのかなー

[グラウンド]

渚

じゃったら一口くれてもええじゃろ……
(特別好きではないとわかると口を尖らせポツリと呟き焼そばﾊﾟﾝを鞄から出すとむしゃむしゃ食べ)

名前？ワシは持田樹じゃ
留年してなかったら､あんさんと同学年じゃわ

<グラウンド>

持田くん

…自分のパンがあるならいいじゃないかー、欲張りめー
(相手の様子を口を三角にして見ていると言葉を洩らし名前を聞けば目を丸くして相手の名前を復唱し一瞬固まり次にグラウンドの立ち時計に目をやればばっと立ち上がり)

あーーーっ、もう授業始まってるじゃないかーっ
(動きに焦りは見えるが表情にはまったく焦りの見えない様子で言うとポケットに手を突っ込み校舎へと小走りし途中で振り返り)

君には今後話すことがあるー…かもしれないー
(最後に言葉を残すと自分の名前も告げずに校舎へ小走りして消えていき)

【ちょっと用事落ちしまあﾉｼ】

[グラウンド]

渚

これはワシの非常食じゃ………って､かもしれないって何じゃ…
(急いだ様子のない相手を掴めん奴じゃのお､と内心思いながら眺め振り返って言った言葉に苦笑をして呟き自身もノロノロと校舎へ歩き)

【おう､またなﾉｼ】

<運動場/授業中>

ヒッ!ヒッ!
もう…ﾊｧ
走れなi…!!ぶふぉｯ!!?

（体育の授業中グラウンドの周りをヒィヒィ言い走っていれば何も無いところで足を掛け盛大にコケ周りに笑われ）

わ、笑うなって//;;
コケたくてコケてんじゃねぇんだから!!

【あがれぃ】

<図書室>

……あ…転んだ…。
(授業がないのか本を読んでいると走っている神谷を見つけｸｽﾘと笑い)

【絡ませあげ待機】