私立織愛学園☆52

<寮/屋上>
山下

そーか?

(ニタニタしながら肘で相手を突くと゛やらせろよ?やらせろよ?゛と前々から頼むと一息付き相手の頭を指差し)

そのクリクリ触らしてくれね?←

龍崎先輩

貰います!!

(゛頂きます゛と言いｶｼｭｯと蓋を開けると、ふと喋り)

先輩はこんな時間に何かあったんすか?

<寮屋上>

龍崎くん

そう？
(眉を下げ苦笑するとまぁいろいろあるからねと言葉を濁し)

<寮/屋上>
瀬戸先輩

そっすか…。

(゛いえいえ゛と返答すれば自分の中で思い付いた事をポロリと喋り)

まさかこんな場所で校則に背く事なんて…、先輩はしませんよねぇ?←

<寮/屋上>

瀬戸

まぁ…別に心配はしてないからな？
(相手を横目で見てからまた顔を逸らして言い)

神谷

ん？何かってなんだ？
(相手を見ながら不思議そうに言い)

【寮/屋上→二階階段】
■瀬戸＆神谷

ならないでしょ、先輩は。
(瀬戸に言うと寒…とマフラーを巻き直して)

アイツとは何故か落ち着けて笑い合える大切なヤツなんですよ。
(何でか知らないけどと瀬戸に言いながら寝癖がかった自分の毛先を摘まみ目の前に移動させ半目(通常)状態で見つめれば、神谷の発言にカチンとムカつきマークが頭に浮かび)

誰が触らせるかバカヤロォー！
(平手で神谷の頭を思いきりひっぱたき)

<寮屋上>

神谷くん

……なに、それ？
(どういう意味？と首傾げ)

龍崎くん

うん、わかった。
(なんか変なの…と相手を見るとｸｽｸｽ笑い)

【寮/屋上】
龍崎

なんだくじ引きかよ。
(せっかくネタができたと思えばややこしい…と悪態ついてチュッパチャップスで相手を指して)

だいたいちょっと位笑えるネタの一つや二つないと通用しないよ～？この世界。

<寮/屋上>

瀬戸

まっ、とにかく暗い感じが消えたようだから良かったと言いたかっただけだ。
(相手の様子を見ながら言い"後悔をしなければ良いな"と言い)

<寮/屋上>
龍崎先輩

いえ、ただコンビニ袋抱えてたもんですから誰かにパシられたのかな、と

(袋を指差しながら言うと゛先輩がそんなことしませんよね?゛とアハハと気の抜けた声で喋り)

山下

痛っ!!
手加減して叩けよ山下ぁ!!

(殴られた箇所を押さえ座り込れば一瞬黙るが立ち上がり)

いいじゃん触らせろよ!
もはやその髪が俺を誘ってんだよ←

<寮/屋上>
瀬戸先輩

ただの独り言ですよ；；

(聞かれてたのかと驚いてあたふたしたら)

此処、タバコ?の匂いがしたもんで、つい←