私立織愛学園☆52

〈寮/自室〉

……。
……はぁー…、予感はしてた
受け入れろ俺……。
(瀬戸が去ったあと扉の前に座り込み、呆然としていたがやっと動き出して)

―――――――――
TO．瀬戸

返事ありがとう。

―――――――――

(それだけのメールを送り、携帯に登録していた名前を一件削除してゆっくりベッドに倒れこみ眠りに就いて)

【すみません
あげ落ち】

【→寮/四階廊下】
蜜

ん？合コン？
(下を指差す相手の手を見てから相手の顔に視線を戻して)

…………つーか話って何。
(さっきの言葉を思い出して話を切り出し)

<談話室>

瀬戸先輩

あっはい←
今日昼間まで寝ちゃったんで
目が冴えちゃって
("困りました"と眉間に皺を寄せ困った表情で苦笑いしながら答え)

山下くん
【あいよん☆
了解(*´∀｀*)ﾉｼ】

<談話室>

手代木さん

…そう。
(小さく微笑むとﾒｰﾙ受信があった携帯を開き目を通すと無表情で閉じ)

…じゃあ私も眠れないし…、付き合ってくれる？←

荒井先生
【またねﾉｼ】

<→寮/四階廊下>

真

真だけ行ってずるいだろ、俺にもどんな感じか教えろよ
(にっと冗談っぽく笑うと"あーさっきの話、今そーゆう気分じゃないから今度な"と軽くあしらって言うと相手の肩を持ちその場にしゃがませると背中を丸くして小声で話し)

さっき瀬戸先輩が美谷女を連れてっただろ？あれは部屋に送って寝かせに行った。んで、さっき談話室から瀬戸先輩ともう一人女の子の声がした。てゆーことは…

【ちょ、この先の展開思いつかないから同時進行で雑談スレきてｗﾉｼ】

<談話室>

瀬戸先輩

……？
いいですよ？
("暇ですし"とこちらも小さく微笑みソファーの上に体育座りをし)

<談話室>

手代木さん

…ありがと。
(助かると眉を下げると立ち上がって自販機に近づき)

……なにがいい？

【寮/四階廊下】
蜜

あ゛？今は気分じゃないとか諸事情かよ。
(話が気になりつつも相手にされるがまま一緒に座り込み背中を丸くして最後まで話を聞き)

ということは…？、そこで交流パーチー開こうってかァ？
(どんだけ耳いいんだよマサイ族かお前と四階から談話室の声が聞こえる相手の聴力にツッコミながら答え)

<談話室>

瀬戸先輩

えっ!?
大丈夫ですよ←
お気遣いなく
("悪いですから"と胸元で小さく手を振り苦笑いをし)

<寮/四階廊下>

真

…ちょっと今いつになく気分あがってるからさ、へへ
(相手の言葉を聞くも悪気なくにっと笑い"許せ"と頭をわしゃわしゃするとまた小さくなって話し始め)

…はっまさか、違う違う。談話室の窓開いてんのかな？それか暖房の通る管。外にいたら結構丸聞こえ