私立織愛学園☆50

<図書室>

忍先輩

…………先輩、
(声をかけられ振り向くとなんでという表情で声を洩らし少し戸惑うもあとに頭を下げて挨拶を続け"どうしたんですか？"と問い)

〈図書室〉

篠崎くん

ん？…俺は本を返しに。
(問いかけられば笑み浮かべながら返答し相手の後ろにある本棚に持っていた本直せば向かい合わせの椅子をトントンと叩いて"ここいい？"と尋ね)

<図書室>

忍先輩

…もう授業始まってるのに？
(にっと笑いながら相手の返答にまた問い掛け自分の持っている本の最初の方をぱらぱらと捲り目を通し問い掛けられると目線をあげ"どうぞ"と微笑み返し)

〈図書室〉

篠崎くん

…何？俺がそんな真面目くんに見えるかい？後輩よ。(再度出された相手の問いかけにはニコーと笑み向けふざけた調子で言うも承諾得れば"ありがとうございます"と続け座り近くの棚から本を一冊取りながら同じように問い)

そーゆー篠崎くんは？

<図書室>

忍先輩

いや…、見えませんね
(相手に目線をむけ一瞬口を開いたままとまるもすぐにくすっと笑い言葉を返すと"誰かさんに怒られますよ"と小声で呟き次の問いにはにっこり微笑んで続け)

本が読みたくて…いや、一人になりたくて

〈図書室〉

篠崎くん

………………。
流石に笑顔で言われると何か先輩ちょっと悲しいな。それに大丈夫大丈夫。良いとこグーパンチ一発でチャラになると思うし。←
(相手の返答聞けば眉尻下げ困ったような笑み浮かべるも取り出した本をコンコンと叩き相手へふと視線向け)

…何かあった？

<図書室>

忍先輩

…ふは、そうですね
(相手の言葉に楽しそうな笑い声を洩らすと"でもわかりやすくていいですね"と続け本に目を落とすもパタリとハードカバーを閉じ隣にある鞄を手を掛け中をがさごそとあさり)

…いや、なんて言うか、無性に独りになりたくなるときってありません？思春期ってやつですかね、そうゆうお年頃なんです。

〈高等部３年教室〉

……！…

て、手作りぃ？!!

(メールに気づき内容を見れば、目を丸くしカハッと予想外に衝撃的で声を発してしまい)

教師『白雪、手作りがどーかしたかー？授業に関係ないだろー？』

……オホホホ
先生、きっと空耳ですわ？そ・ら・み・み・☆

教師『減点…』

いやぁぁあ!!!;;
すみません。ちょっと違うこと考えてました。ほんとマジすみません。

(調子よく誤魔化そうとするも、ボソッと言った教師の発言に慌てて弁解し)

……((帰りに本屋と薬局、行かなきゃ…))……。
(授業に戻れば苦笑を浮かべため息をこぼし)

【休憩あげw(´∀｀)】

〈図書室〉

篠崎くん

…確かに分かりやす過ぎるってゆーのもあるけどね。何かそーゆーのってさ、…ちょっと心配じゃない？
(すぐ顔に出る所とか、と続け先刻取った本へ視線落とすも相手へ再び視線向け直せば真顔で言った後ふ、と笑顔見せ相手の頭をくしゃくしゃと撫でて)

あー…篠崎くんもお年頃な訳ね。
……ま、いいんじゃないかな？可愛い思春期じゃん。

俺なんか君くらいのお年頃の時は無性に女子のスカートがめくりたくなってさ、毎日毎日めくりまくってたよ……。ああ、懐かしい思春期。

<図書室>

忍先輩

…先輩、そんなこと考えてたんですね…？
(相手の言葉を聞くとさも意外だという様子で目を丸くし、にっと笑うと鞄から包装してあるものを取出し相手の前にだすと"どうぞ"と微笑み)

君くらいのって先輩、1年前ですよね？1年前にそんな小学生みたいなことしてたんですか？
(相手の言葉を聞くとくすくすと笑い冗談っぽく言葉を洩らすし)