私立織愛学園☆50

〈高等部３年教室〉

………………
(昼休みに入った瞬間同じく携帯確認すれば返信来ており思わず頬弛めながらカチカチと返事して)

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To.かいちょ－

よく分かってんね。
流石かいちょ－様。
…でもさ俺、かいちょ－の
手作りが食べたいな(ﾊｧﾄ

たんこぶ？大丈夫だよ。

From.忍
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…弁当、弁当。
(返信し終わればＭｙ弁当持ち中庭へ向かって)

【絡ませあげ】

【期限てｗｗばかｗｗｗ

機嫌です。どうもすみません。】

〈中庭〉

………あ、飛行機雲。
(弁当食べ終わりベンチに寝転び自身の腕組み枕にして青空見上げればキラッと光るモノ見つけそれに続く細長い雲を目で追っているも､昼あってかぽかぽかと暖かい気候に双眸細めて)

【あげ】

<図書室>

………よし、
(静かにドアを開け中をキョロキョロと覗くと誰もいないことを確認し鞄を抱えながら一番奥の死角になっている席に座り鞄の中から一冊の本を取出し)

【ぬるるん】

〈→図書室〉

…………………あ。
そーいやこないだ借りた本返してねえな
(ベンチから立ち上がり伸びをするも､ふと思い出せばよいしょと呟き弁当箱持ち一度教室に戻った後借りた本持ち図書室に向かい扉開けてはのろのろと本棚に歩を進めるも奥に見慣れた人影見つければ後ろから声を掛けて)

………篠崎、くん？

【＼(^O^)／】

<図書室>

忍先輩

…………先輩、
(声をかけられ振り向くとなんでという表情で声を洩らし少し戸惑うもあとに頭を下げて挨拶を続け"どうしたんですか？"と問い)

〈図書室〉

篠崎くん

ん？…俺は本を返しに。
(問いかけられば笑み浮かべながら返答し相手の後ろにある本棚に持っていた本直せば向かい合わせの椅子をトントンと叩いて"ここいい？"と尋ね)

<図書室>

忍先輩

…もう授業始まってるのに？
(にっと笑いながら相手の返答にまた問い掛け自分の持っている本の最初の方をぱらぱらと捲り目を通し問い掛けられると目線をあげ"どうぞ"と微笑み返し)

〈図書室〉

篠崎くん

…何？俺がそんな真面目くんに見えるかい？後輩よ。(再度出された相手の問いかけにはニコーと笑み向けふざけた調子で言うも承諾得れば"ありがとうございます"と続け座り近くの棚から本を一冊取りながら同じように問い)

そーゆー篠崎くんは？

<図書室>

忍先輩

いや…、見えませんね
(相手に目線をむけ一瞬口を開いたままとまるもすぐにくすっと笑い言葉を返すと"誰かさんに怒られますよ"と小声で呟き次の問いにはにっこり微笑んで続け)

本が読みたくて…いや、一人になりたくて