私立織愛学園☆49

<図書室>
若浪

あぁ、源氏物語……らしい
(相手に声をかけられるとページを捲る手を止め、本を閉じて相手に表紙を見せて言い)

<図書室>

笹本先生

従兄思いなんですね
(微笑ましそうににこにこすると相手の言葉を聞き"どんなでも読めば知識になりますよ"と軽く言いハードカバーの本を相手から受け取ると若浪が座っている方へ歩き)

<図書室>
篠崎

そーゆーことにしといて
(相手の言葉にフッと笑うと"お前国語のセンセーみたいなこと言うのな"と言いながら近くの本棚に寄りかかり)

<図書室>

………あれ？誰かいるのかな…

(本を片手に廊下を歩いて図書室に目をやりそっと扉をあけ)

…こんにちわ…

【久しぶりーっ絡もっ】

<図書室>

笹本先生

…そうですか…？
(国語の先生みたいと言われて恥ずかしそうに言葉を返すと椅子に座りながら相手を見てにこっと笑い)

自分の知識になるってすごく面白いですよ、いろんなこと考えさせられたりもしますし

〈図書室〉

篠崎くん

一瞬迷ったよね？
（相手の言葉を聞いて口元を押さえてクスクスと可笑しそうに笑い携帯の振動に気づけば電話に出て立ち上がり）

ごめんね。総ちゃん…高冲くんから呼び出しくらっちゃった
（申し訳なさそうに言えば頭を軽く下げて本を抱き抱えるようにして図書室を出ていき）

笹本先生

らしい？
……あっ、ちょっとすいません
（相手の言葉を聞いて不思議そうに呟き携帯の振動が気づき謝ってから相手から少し離れて電話に出て）

ごめんなさい。高冲くんから呼び出しなので……
（申し訳なさそうに言い眉を下げてから頭を下げて本を抱き抱えるようにして図書室を出ていき）

【飯落ち】

<図書室>

加藤

…久しぶり
(入ってきた相手を見て"やっ"と小さく手をあげて挨拶すると入って来なよとジェスチャーして)

【プロフちょうだいな(^O^)】

<図書室>

若浪

…そんなことないよ
(ははっと小さく笑い相手の言動を見たあと"またね"と小さく手を振り出ていく背中を見送り)

【いてら＼(^O^)／】

<図書室>
加藤

よ、加藤
(本の貸し出し手続きを適当に済ませようとしていると入ってきた相手を見て"これ借りたいんだけど"と源氏物語を差し出し)

<図書室>
篠崎

ふぅん……
お前、べんきょー向いてんのかもな
(相手の言葉に頷くと"生徒の鏡だな"と言いながら貸し出しのカウンターに向かい)