ＢＬアパート◇113

<リビング>
茂森

食う！食いたい!!
(ハイハイっと手を挙げると相手の言葉に頷いて声をあげ)

サツマイモ超好き～
(へにゃっと嬉しそうに笑い)

[リビング]

茂森

そや！
真田夾っちゅーねん
あも……あまままま……
兄貴かオッチャンて呼ぶわ
(ニカッと自分を指差し笑うと相手のニックネームを考え挫折し←)

うはっ了解！
夾さん野菜好きやわ～
あままま……オッチャン料理出来るん？
(美味しそうな野菜を目の前にして涎をじゅるりと吸い首を傾げ)

〈リビング〉
黒須

サツマイモがそげに好きか？
何か嬉しか…
作っちゃるから数分待っちょれ
(可愛げある奴だなと微笑みｽﾀｽﾀとキッチンに移動していき)

[リビング]

黒須ちん

……確かにそやな、あは？
(相手の指の隙間をじーっとみた後"確かに"と思い誤魔化すように笑い)

ぎゃああああ！
魂食われるぃううっ
(本当に信じ込んだらしく必死の形相で相手の方に手を突きだし)
ワシを食ってもワ、ワカメの味はせぇへんよぉお！！

〈リビング〉
夾

ぷっ
ああ、好きに呼んだら良か

あままま、言い過ぎじゃ
(相手の言葉にクツクツと肩を震わせ笑い)

ああ、焼く。煮る。蒸す。は出来るけぇ←
(ニカニカと胸を張り、首をかしげ)

[リビング]

茂森

んじゃあノリで呼ぶわ！
(相手が笑ってくれたのが嬉しかったらしくニヘと笑みを浮かべ元気に答え)

えらい原始的やな～
それなら夾さんも出来そうやで？
(今度手伝わせろと言わんばかりに野菜を持ち上げ)

<リビング>
茂森

サツマイモは
、俺ん中で芋の王様だもん
(いたって真顔で自分がいかにサツマイモが好きかをアピールし)

おうっ待ってる！
(ソファに座り足をパタパタさせてソワソワしながら蒸されるのを待ち)

〈リビング〉
夾

おう

男はそれが出来りゃ
死にゃあせんけぇのぉ？
(カッカッカと相手から野菜を引き取り、ポンポン頭を撫でてやったあと、サツマイモを蒸しちゃるとキッチンへ行き)

黒須

もうちょいじゃけぇの？
(足をぱたつかせ待つ相手に柔らかい笑みを浮かべ)

サツマイモも王様とまで言われたら嬉しくて
もっとウマかなるかもの
(また、畑に連れてってやるとクツクツ肩を震わせ笑い)

<リビング>
夾

誤魔化そうとしてんなよ
(笑って誤魔化そうとする相手の頬をみにょーんと伸ばし)

……ぶふっ
(相手の必死な形相と言葉に思いきり吹き出してケラケラと笑いだし)
あんた、やば‥面白い…
ｸｸｯ‥ワカメとか、ぶはっ←

[リビング]

茂森

ホンマ？
塩忘れんどってな～っ
(嬉しそうに笑いながらその場で飛び跳ねキッチンに向かう相手に叫びかけ)

黒須ちん

ひょひょひゅひんららひえひん……べー
[訳:黒須ちんの手舐めたるわ]
(ほっぺを抓られ不満だったのか必死に舌を伸ばし相手の手を舐めようとして←)

こ、昆布のがよかったん？
(相手に恐る恐る尋ねるも魂を食われそうな様子ではなかったので相手の腹筋をつつきながら言い)