ＢＬアパート◇113

[二階→リビング]

寒い寒い～っ
ちょ、誰か体温高い人おらへんのかいな
(自室に暖房が無いらしく腕をさすりながらリビングへと駆け込もうとし茂森を見つけ)
も……森の妖精？
(あんぐりと口をあけたまま相手を指差して見上げ)

【絡ませあげさげ】

〈リビング〉
黒須

おー…
今日から、よろしゅうの？
茂森亜門じゃ
勝手に上がって良かと？
(相手を見れば、へらっと笑みを浮かべドカッと土産の茄子やら芋を床に置き)

〈リビング〉
真田

……おう？

森の妖精か…ハハハ←
(相手の発言が耳に入れば、相手に視線を向けきょとんと首をかしげるも何故か笑いだし)

<リビング>
夾

‥なに言ってんだ
寒さでやられたのか？
(相手が森の妖精だと言っていると大丈夫かと怪訝な表情で相手を見)

茂森

あ、おぉ‥俺は黒須由真
入居したんならここはあんたの家だろ？
勝手にドカドカすればいいさ
(自分も簡単な自己紹介を済ませ相手の問いに笑って頷いていると相手の持っていた袋から茄子が見え)
…え？茄子？

[リビング]

茂森

うはは
なあなあオッチャンは熊と闘ったことあるん？
(つられ笑いをしたあと目をキラキラと輝かせ相手の容姿とお土産から想像したことを言い←)

黒須ちん

なに言ってんねん！
ワシらのまえに妖精さんおるやんか
(子供のようにワクワクした様子で茂森を指さすと思い出したように相手に抱きつき)
人間カイロ～

<リビング>
夾

……え？
あんたの頭ん中見てみたいわ
(数々の奇怪な発言に相手の脳内はどうなっているのかと本気で気になる様子で呟くと"あんたはピーターパンか"とズレたツッコミを入れ)

気をつけろ、魂吸われるぞ～←

〈リビング〉
黒須

ハハハ
そうじゃな、助言をありがとうの？

おう、茄子じゃ
ワシが作った野菜じゃけぇウマかよ？
(ニカニカと土産を差し出し豪快に笑って)

真田

ええ表現じゃのー←

熊か？
闘いとう思うちょるが
ワシじゃまだまだ歯がたたんかのぉ？
(カッカッカと豪快に笑い、ふるふる首を横に振って)

[リビング]

黒須ちん

そやかてあない大きいし……！？
(妖精だと納得行かない様子で口を尖らせるも魂吸われる発言に青ざめ手を離し)
くくく黒須ちん魂食べるん？！
(黒須が魂を食べると勘違いしたらしく"やっぱり人外やったんや"と小さく呟き←)

[リビング]

茂森

ほんまっ？！
(誉められた事が嬉しかったらしくニコニコと嬉しそうに笑い)

オッチャンやったらきっと勝てるわ！
いざとなったら夾さんが助太刀いたす！
(相手の前でシュッシュッと熊を殴るモノマネをしてみて)

<リビング>
茂森

いや、どういたしまして？
(礼を言われれば首を傾げヘラッと笑って返し)

え‥？
これあんたが作ったの!?
(差し出された中身を見て相手の言葉に驚き"すっげー美味そう…"と目を輝かせて呟き)