私立織愛学園＊44

-中等部3年教室-

早よぅまた夏け－へんやろか
(黒髪ロングのヅラの人毛をくるくるといじりつつぼーっと黒板を見て)

先:沖､さっきやったとこだ
もちろん解けるだろ？

……;
センセ､うちお腹痛く
なってきたし､またの
機会に………Σ痛っ
(一言言い、机に顔を伏せると教師が歩み寄りすぱんと頭を叩かれて軽くヅラがずれるとばれぬように頭を抑えるフリをして位置を戻し)

【↑】

〈体育館〉

先:おい…もう部活始まるぞ

え゛………もう終わりか？
（久しぶりに剣道をやっていれば教師に時間だと教えられしぶしぶ竹刀を降ろして時計に視線を向け）

友達:えぇー。まだいーじゃないですか
（教師に文句を言いながらも仕方ないといった様子で片付け始め鞄を持ち）

総一も早く来いよ
（手を降り笑いながら体育館を走るようにして出ていき"待ってるぜー"と遠くから叫び）

はぁ……部活…か
（教師の存在をスルーして竹刀を肩に担ぐようにして持ち鞄を片手に"まだいるんでしょ？鍵よろしく"と教師に言い体育館を出ていき）

<学園内１階/家庭科室>

ここに赤いライン入れて、…リボン付けたら……っ、よし、完成！

この出来具合…可愛いさ全て含めて…流石、オレの作った白クマだな。パーフェクッ！
(慣れた手つきで編み針を交差させ目標である白クマのアミグルミを一人残って作成中、最後大きめのリボンを縫い付けて完成の余韻に浸れば辺りはもう夕暮れで)

あ、…やべ。作り過ぎちまった←

……………帰ろ。

(裁縫セットを片付け大量の自作人形を抱えて幸せそうな表情零しながらも急ぎ足で家庭科室から出て行って)

【あげ落ち】

-1階廊下-

……今の人､幸せそな
カオしてはったなぁ…
("うちもええ事あらへんかな"と呟き歩いていき)

【絡ませ↑
またねﾉﾝ】

<寮/四階廊下>

………暇ですねぇ
("何しましょう"と
濡れた髪をかぶっているﾀｵﾙで
拭きながら歩き)

【あげ】

￣

<寮/廊下→談話室>

…へくしっ
(いきなりｸｼｬﾐをしだし←)

あー、誰か俺の噂してんのかな…
もしかして新型!?
('まあ大丈夫か'と呟いたあと、笑顔で談話室に入り)

【あげ＼(^O^)／】

<談話室>

……寒いな…。

(談話室の窓際にぼーっと座り中庭を眺めて呟いて)

【あげぃっ☆】

〈談話室〉

……。

あぁぁ！しまった…
本屋行きたかったのに…
(行きそびれたと時計を見上げ眉尻を下げ)

今からじゃ
門限までに帰って来れないわね
(深いため息をついてクッションを抱きしめうなだれ)

【あげ待機】

〈自室〉

…………試験終わったし…結果待ちだな
（壁に寄りかかるようにして座りサッカー雑誌を片手に持ち真剣に読み"かっこいいな"とため息をつき）