私立織愛学園☆42

〈寮/玄関〉
木下＆山下

ぶふっ！
……ふ……っ
(親子のやり取りを直視出来なくなり顔を逸らし、肩を震わせながら木下の声に首を振り玄関から一階廊下へ走り去り)←

ぶあっはっはっ！
毛根に反射板……ぷくく←
(限界突破ならず離れたとこで声をあげ笑いながら自室へ逃げて)

【仕事落ちﾉｼ】

【寮/玄関前】
木下

父「ちょっとお前がちっちゃい頃からラフ板になった覚えはないわ！！…ってアレ？このクソガキのお友達？」

カッコイイ言い方でも結局は反射してるから。

って木下君、いいよ絡まなくて。
(父が相手に興味を示し歩み寄るので顔面にジャンプを投げつけると耳の穴に小指を差し込み耳垢ほじりながら言い)

白雪
【ﾉｼ】

<→寮/玄関>

何コレ､何コント？
(休み中にも関わらずいつもの白衣姿で片手にプリントを抱えて校舎の方から歩いて来ると騒いでいる人達に気付いて声を掛け)

【(^O^)/】

【寮/玄関前】
笹本

父「木下君て言うの？…アレ。いなくなっただろーが！！せっかくおまんじゅうの一つでもあげよ…………」

いやいらないからまんじゅう。
しょぼいから。
(一応後輩だからね、木下君と続ければ父の喋りが止まったので見てみると相手の方に歩み寄ってるのを見つけ父へ後ろからジャンプ投げつける)

父「こんばんは～いっつも息ゴッッッ！！！！」

【ｗｗ】

<→寮/玄関>
山下

……………は？
(目の前で繰り広げられる光景に一瞬怯んだように一歩後退すると相手と父親を見比べ"えーと……お父さん､かな？"と苦笑を浮かべ)

【寮/玄関前】
笹本

すいまっせーん！！！！
(ちょっとラフ板が飛んじゃってと相手の方に歩み寄るとしゃがんで父親の頭をはたきながら光の調子が悪くてと二、三回はたくと倒れている父親の隣に立ち)

父「………………」
┏━━━━━━━━━━┓
┃返事がない。　　　　┃
┃ただの屍のようだ。　┃
┗━━━━━━━━━━┛

<→寮/玄関>
山下

まさか当たり所が悪かったんじゃねぇだろーな
(相手と父親の様子を見ると顔を引きつらせて父親の前にしゃがみ込み"あのー、大丈夫っすかー"と再度声を掛け)

【寮/玄関前】
笹本

父「………………。こんのクソガキィィッッッッ！！！いい加減にしろよ！お父さんもう我慢の限界…あっ…息子がいつもお世話になっております」
(声をかけられ隣にいる息子かと思って胸ぐら掴んでガンガン唾飛ばしながらムクッと立ち上がるれば相手だと気付き素早くダンディ面で挨拶し始め)

手遅れだから。
唾べっちょりなんだけど。
(先生に合わす顔ないんだけどと目の前で繰り広げられたものを見ながら言い)

<→寮/玄関>
山下

えぇっと……
(唾跳ばしながら怒鳴る父親にイライラとしながらも挨拶されると引きつった笑顔を向け"あはは……こちらこそ"と笑いながらもさりげなく相手に視線を向けると"どうにかしろよ"と目で合図し)

【寮/玄関前】
笹本

父「おまんじゅう食べます？酒まんじゅうなんですけど二箱あるんで。どうぞ、どうぞ」
(相手に差し出した箱の中からまんじゅうを取り出し失礼にも目の前でクチャクチャと音を出しながら食べ、一個無くなった箱を差し出し)

………………。
(耳ほじった小指にフッと息を吹き掛けて相手の指示を無視して)