私立織愛学園＊40

[談話室]
笹本先生

へぇ･･･
言われたのはじめて。
私はいつも夏目漱石とか
言われるから。
(ぺらぺらと本をめくりながら溜め息をして"んじゃ、私もいちごミルクで"と注文して)

<談話室>
→夏目

夏目漱石なんて上等じゃねェか
("本好きなら嬉しいんじゃね？"と言いながらもう１本いちごミルクを買うと相手に向かって歩き)

[談話室]
笹本先生

はっ。何を言うか。
誰があんなおっさんと…。(冗談はやめろ的な言い方をしてぼそっと呟き)

<談話室>
→夏目

おっさんて失礼な……
(相手の前に立って相手の頭の上にいちごミルクを乗せると"おっさんはおっさんでも偉大なおっさんだ"と言い)

[談話室]
笹本先生

あ、ありがとうございマス。

でもおっさんだろ。
(ぎこちなくお礼を言うと頭の上から取り、相手を無表情で見て言い)

<談話室>
→夏目

そこらのおっさんとあのおっさんを一緒にすんな
(いちごミルクにストローを差しながら言い"……つーか別にファンじゃねェけど"と苦笑し)

[談話室]
笹本先生

んじゃ、偉大なおっさんということで。
(相手を見て仕方なさそうに言い、いちごミルクに念を送る仕草を見せて)

<談話室>
→夏目

………何やってんだよ
(いちごミルクをちゅーっと吸ってストローから口を離し怪訝そうに相手を見つめ)

[談話室]
笹本先生

何って･････
念を送ってんの。
(うーんうーんと言いながら再び念を送る)