私立織愛学園＊40

［グラウンド］
白雪先輩

なんか…
好きみたいですね←

あぁ、ｽﾃｨｯｸﾊﾟｲなら味色々出来ますよ
塩とか…ﾁｰｽﾞとか
（さらっと言ったあと後ろから手を伸ばしﾊﾟﾗﾊﾟﾗとﾍﾟｰｼﾞを捲ればｽﾃｨｯｸﾊﾟｲのﾍﾟｰｼﾞで止め）
　

〈グラウンド〉
葉山

好き？
うん、まー好きだよ？
優しいしお兄ちゃん的な？
(素直に頷き、クスクスと笑って)

わ！
ホントだー…
コレなら、甘いのと甘くないの２種類作れるね？
(キラキラ目を輝かせ本に食い入るように見て)

［グラウンド］
白雪先輩

好きって
色々あるんですね
（本のﾍﾟｰｼﾞを押さえたまま小さく呟き）

失敗したら
全部苦いのになりますけど←
（相手がこの間作ったものを思い出しながら言い）
　

〈グラウンド〉
葉山

うん
恋愛の好きと家族愛の好き
友達として好き…人によって形は変わるんだよ
(目を伏せ頷き、本を見ながら微笑み)

んー……
苦くならないように、全力尽くします…
(ｺｸｺｸ頷き、頬を罰の悪そうにポリポリかいて)

［グラウンド］
白雪先輩

………。
（これまで考えたこともない分野だったので難しそうな表情をして黙り込み←）

私がいるから
大丈夫ですよ
（ｸｽｯと小さく笑えば本から手を離して体を起こし）
　

〈グラウンド〉
葉山

ふふふ
自分じゃわからない時もあるんだよ？
(難しいもん判断がと黙る相手に微笑み)

……頼もしいです
(相手の言葉に嬉しそうに笑って、部活を終えた野球部が離れたとこで片付けを始め)

あ、ちょっと待っててね？
(そう言うと部員達に近寄り片付けを手伝い声をかけたあと戻ってきて)

［グラウンド］
白雪先輩

じゃあ…恋愛だと思ってたら
違う場合もあるんですか？←
（相手の方を見れば無表情で首を傾げながら尋ね）

………。
（相手が野球部の手伝いに行くと無言で相手を目で追って）
　

〈グラウンド〉
葉山

んーん
友達と思ってたら恋愛だったとか……ね？
(戻って来れば、帰ろうと手を引き逆、逆とクスクス笑って)

寂しい時は
錯覚もあるけどね？

はーちゃんは…恋してるんだ？←

［グラウンド］
白雪先輩

し……してません←
（相手の話を聞いていれば自分のことを聞かれ頬を赤らめて俯き←）

あ……私、用があるんで
（野球部員の１人と目が合えば呼び出されていたのか相手に一言言ってからそちらに向かって歩いて行き）

【ごめん、出掛け落ち(´･ω･`)】

〈グラウンド〉
葉山

……可愛いんだから
(相手の反応にきゅんっとするが、野球部員の方へ行くのを見れば明日尋問だと口を尖らせ部員に電波を飛ばし)←

はぁ…
恋なんて…頭痛いわ
(帰ろうと寮へ歩きだし)

【了解、またねﾉｼ】