私立織愛学園＊34

<家庭科室>

涼子さん

わぁ嬉しい♪
いつもの分量ですよね？
(お湯を沸かしながらニコニコと楽しそうに話し)

〈家庭科室〉
片倉

ええ、
いつものﾐﾙｸなし砂糖は微量で
(頬杖をつき頷いて去っていく笹本を見送り)

恋人かー…
職場に恋人がいるってどんな気分？やっぱり楽しい？
(羨ましいわとクスクス笑い、質問してみて)

<家庭科室>

政宗

あっうん
ありがとう

お仕事頑張ってね
(相手の言葉に安堵しニコッと笑顔を向けひらひらと手を振り)

涼子さん

はい、お待たせしました♪
(煎れたての珈琲を相手の前に置き自分は冷蔵庫からアイスティーを取りカップに入れ隣に座り)

えっ//←
あっまぁ楽しいですけど…(相手の"恋人"と言う単語にカァッと赤面するも言葉を濁し←)

〈家庭科室〉
片倉

ありがと(ﾊｧﾄ

(珈琲を受け取るとゆっくり口をつけて、美味しいと微笑み)

あら、
赤くなっちゃって可愛い
けど…、どーかした？
(コトッとカップを置き、相手の反応に笑みを浮かべながら問い)

<家庭科室>

涼子さん

………
(相手の色気漂う雰囲気にボーッと見つめ)←

あっ…
いや、涼子さんだから
話しますけど…
私付き合ったりとか今までなかったから…なんか色々不安で
(ﾊｯと我に帰ればまるでウサ耳が力無くはえてるような表情で相手の服をキュッと掴み見つめ←)

〈家庭科室〉
片倉

……ん？
(相手の視線に首をかしげ微笑み)

……。(ｷｮﾄﾝ

ぷっ、ふふ…
穂乃佳ちゃんたらホント可愛い
(相手の発言と仕草に吹き出して微笑みながら頬に触れ)

お互い不安は少なからず感じるものよ？だから、頑張っちゃうの
(初めては尚更ねと肩をすくめ手を離し)

<家庭科室>

涼子さん

いや、綺麗だなぁって
(自分にはない相手の雰囲気にハニカミながら言い)

…!!/////←
やっぱり涼子さん
大人ですね…//
(頬に触れられればギュッと瞳を閉じ←
感心したように頷き)

〈家庭科室〉
片倉

ふふっ
ありがと、可愛い子に言われると照れちゃうわ？
(肩をすくめ、微笑みながら珈琲を口にし)

え？そうかな…
初めてなんて昔すぎちゃって初々しさがないだけよ
(困っちゃうと小首を傾げて笑い)

<家庭科室>

涼子さん

そ、そんな滅相もない←
でもありがとうございます
(ブンブンと首を振り謙遜すれば頬をあかくしながらニッコリ笑い)

涼子さんモテそうですもんね？
私もいつかそうなっちゃうのかなぁ…
(意地悪そうな表情をすれば相手の発言に眉を寄せ考え←)

〈家庭科室〉
片倉

モテはしないわよ
みんな、身体目当てだもの
(頬杖をつき珈琲カップを指でなぞりながらクスクス笑い)

どうかしら？
(嫌？と相手の表情を見て首をかしげ)