私立織愛学園＊34

<寮/屋上>
→黒松

……無理
(相手の言葉に唖然としたようにしばらく固まってから返事をし"そんな美味かった？"と問い掛け)

あぁ､刺されたっぽい
("痒くて仕方ねェ"と苦笑して頬を触り)

[寮/屋上]

うん!
もしかしてパティシエ志望とか？
(意気込んで"美味しかった！"と頷くと残りのクッキーをボリボリ食べ始め)

よっぽど蚊も腹が減ってたんよ。
許してやりぃや？
(今のウチのように、と相手を見ながら言うと口にクッキーのかすをつけながら言い)

<寮/屋上>
→黒松

パティシエ志望ならこんなとこで数学教師やってねェだろうよ
(相手の言葉にクスクス笑うと"でもそんな喜んでもらえんなら作りがいあるな"と嬉しそうに笑い)

お前……付いてる
(相手の顔を見ると口元に付いているクッキーのかすを見つけて自分の口元を指差して言い)

[寮/屋上]

笹本

いっそパティシエ目指しぃや!
え、自分教師なん？冗談やろ～
(見えへんわーとケラケラ笑いながら冗談混じりに言い)

ならウチに毎日甘いモノ供給してや～
("ありがとさん"と苦笑いしながら腕でゴシゴシとかすを取ると口を尖らせ)

<寮/屋上>
→黒松

お前､数学の授業ちゃんと受けてんのかよ……
(高等部だろ､と呆れたように言うと"菓子作りは趣味で十分"と言い)
そーゆーのは片倉センセに頼んだらいーんじゃね？
("喜ぶだろうよ"と屋上の柵に寄りかかりながら言い)

[寮/屋上]

笹本

あ、あは？
数学とか魔の呪文にしか聞こえないんやもん。
(普段数学の時は寝ているので引きつった笑みを浮かべ相手の様子をうかがうようにチラリと見て)

片倉センセかぁ～
今度頼んでみるわ！
(センセの勧めなら美味いやろな～と呟くと残りのクッキーを食べてしまい)
ごちそうさまでした!!
(両手を顔の前で合わすと"助かったわ"と笑みを浮かべ)

<寮/屋上>
→黒松

ふぅん？
お前のクラス､次から課題増やそうかな
("寝てる奴がいるみたいだし？"と相手にわざとらしい冷めた視線を送り)

いえいえ
(相手につられて笑みを浮かべると"でもこんな時間に食ったら太るんじゃねェ？"と失礼なことを言い)

[寮/屋上]

笹本

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[寮/屋上]

笹本

∑げっ!;
アカンて～堪忍してやセンセ!
("課題なんや出されたらヤギの気持ちが分かってしまうやろ!"と青ざめた様子で首をぶんぶん横に振り)

何言うとんねん
今からハンバーグ定食にマグロ丼にナポリタンにグラタンにジャンボパフェ食べに行くんやん？
(指を折り品数を数えると笑みを漏らしワクワクしながら"ほら、ついてきてや～"と言い)

　
［寮/屋上］

…………はぁ？
（携帯を弄りながら眉を寄せ難しい顔をして入ってきて）

【バイト終了＼(^O^)／】

[寮/屋上]

葉山

お、クールびゅーちぃ葉山さんやん。
(後ろにのけぞり相手の姿を見つけるとニヤっと笑い"こんばんは"と話しかけ)

【お疲れ様!!】