私立織愛学園＊33

〈体育館〉
秋山

あら、それって
ちょっと見てみたい光景ね？
(血なまぐさいかと想像すれば楽しそうに笑って)←

ん？
それは…ね？
(ゆっくり耳に顔を近づけ、意地悪く艶っぽい声色で)

カーテンの破れてるとこさかし (ﾊｧﾄ

→<学園/廊下>

葉山

着いていかんとは誰も
言うとらん←
[少し掠れた声で呟くと咳ばらいし]

なっ‥、素直に
心配してるって言わんのか
[可愛くないのう、と振り返ると相手の頭を軽く小突き←]

［学園/廊下］
桐原

変な奴
（じーっと相手の背中を刺すように見つめながら呟き）

いや、私可愛い系より美人系だから←
（頭を軽く押さえながら無表情で言い放って）

[体育館]

不二子ちゃん

あ､あと前屈みになっちゃうかも
(クスクス笑えば"みんな保健室行きで高野先生､忙しくなりますよ"と続け)

Σ……………………｡
先生､変にエロいです
(ドキドキしながら相手の言葉を待ち聞けば相手の顔を見て)

<学園/廊下>→<教室棟/4階>
葉山

ぐさぐさ刺すように見るんは
やめんしゃい‥変に緊張するぜよ
[ぽつりと呟くと立ち止まり相手の隣に並ぶと歩きだし←]

解っとる。
[美人じゃ、美人とｸｽｸｽ笑い相手の肩にやはり手を置き←]

ふらつくんじゃ、セクハラじゃなか
[振り払われそうだと始めに口を開き]

〈体育館〉
秋山

あ、それは
高野先生にご迷惑ね
(クスクスと笑い、女の子の目が怖いからなしねと頷いて)

え？
エロいなんて……誉め言葉？←
さ！やるわよ？穴探し
(肩をすくめ、微笑みながらステージの上に上がりカーテンに触れて)

[体育館]

不二子ちゃん

もう大体は男子を見て
呆れてますけどね
(思い出すように言えば肩をすくめ苦笑して)

俺が大人なら今の声聞けば
襲ってますよ？←
(ステージに上がってカーテンを見てる相手をステージ下から見上げ)

［教室棟/4階］
桐原

普通に見てるだけだけど
（隣を歩く相手を横目で見ながら言って）

Σ…！
そ…そう
（肩に手を置かれるとﾋﾞｸｯとし少し動揺しながら頷いて）

〈体育館〉
秋山

ふふふ
呆れちゃうのか…
(ホント可愛いわよねと呟き)

大丈夫よ
からかう相手は見極めてるわ？←

ほーら
秋山くんも手伝って？
(カーテンの破けた場所と数.大きさをメモリながら振り返り手招きして)

<教室棟/4階>→<教室>

葉山

なんじゃ‥俺が緊張するんはお前のその
ぐさぐさ刺さる視線のせいじゃて
思うとったのに
[違うんかのう、とぽつりと呟いて]

あぁ、悪い‥な
[びくっとした相手に小さく呟くとそれを嫌がられているように感じ、そっと離れ]