私立織愛学園＊33

〈寮/玄関〉
登米

あら、ありがとう？
(お世話でも嬉しいのよと体を傾け相手の顔を見つめ微笑み)

……あ
私、失言だったかしら…？
(黙り込む相手に申し訳なさそうに言って目を伏せて)

[寮/医務室]

高野先生

よ､よく分かりましたね？
(照れ笑いをしながら空いている手で頭をかき)

【いやいや､あんま寝てなくて
目が追いつかんからありがたいよｗﾉｼ】

<寮/玄関>
葉山
……なに？
(覗き込まれ相手が視界に入るとそちらに目を向けて)

〈寮/玄関〉
葉山

……。
(女の子らしい可愛い悩みにキュンッとすれば、思わず抱きしめ)

恋する女の子って感じで
すごく可愛いっ(ﾊｧﾄの嵐)
胸なんて付属品よ？付属品←

<寮/医務室>

秋山さん

女性なのに…おっと…。
鼻血を出すぐらいの魅力を持ってるのは峰藤先生ぐらいですからね。
(最初の言葉を言うのは止めて言い直してﾆｺｯと相手を見て言い)

<談話室>

もしもし…ｼｪｼｬｼｼｬｰﾍかね？
(ソファーに座り足を組み直して)
やはり…私もそう思っていたよ…ふははは　
(笑いながら急に立ち上がり)
やはり…やはり…カンガルーの袋に我が甥っ子もとい…ｱﾙﾊﾞﾙﾌｽ・ﾋｭｼｬｰｼｪｷｼｬﾙ・ｼｪﾌﾗﾋﾓﾋﾞｯﾁが入っておったか　
(立ち上がり少し呆れた態度で頭を抱え)
すぐ父上に報告しカンガルー飼いのコアーラを捕まえるように言っておくのだぞｶﾗｷｬﾗｰﾌｽﾐﾝよ　
(少しため息をだし電話をきりソファーに座り込み)
【よぅ(ﾉ∀`*)】

<寮/玄関>
峰藤先生
お世辞じゃありませんよ？
(相手を見ると綺麗な作り笑顔を向け)←

俺の笑顔、見分けられるのかな…って思って
(｢最近よくﾊﾞﾚる…｣と呟くと相手を見つめ)

［寮/玄関］
登米先輩

どこ見てんのかなって思って
（相手と目が合えば体勢を元に戻して）

峰藤先生

Σ…!!
（抱き締められてﾋﾞｸｯとすれば見た目に寄らず割と強い力でｸﾞｲｸﾞｲと相手を押し返して）

その付属品で相手のテンション変わるんですよ…っ！

　

[寮/医務室]

高野先生

…………………………｡
俺は男だ､女じゃねえ
(椅子から立ち上がると下を向き真剣な表情で呟き扉の方へ歩いて行き)

〈寮/玄関〉
登米

あら、ありがとう
(ニッコリと微笑み肩をすくめ)

え？
んー…、どうかしら？
さっきの笑顔が一番可愛く見えた……それだけよ？
(首をかしげ、人差し指を唇にあて笑い)

葉山

あ、ごめんなさい？
相手のテンションって……
(手を離し、力あるのねと肩をすくめ微笑み)

私みたいなのは
雑誌のグラビアと変わらないのよ……
実際に好きになるのに…ホント関係ない付属品よ
(人間性には叶わないのとぽんぽん肩を叩き、歩きだし)