BL学園 59

〈図書室〉

だから……ここにＸを代入すんだよ
（眉間に皺を寄せて言えば式を指でなぞり）

山本『え…………ここに？』

あぁ。……んで計算してみろ
（わかれば用はないといわんばかりに背もたれに寄りかかり）

山本『えっと…………こう？』

んー？………正解、良くできたじゃん
（ゆっくりと首だけ向ければ合っているとわかり立ち上がり）

遅い昼飯食おうぜ
（鞄を持てば先に出ていき）

【復活あげさげ↓】

<生徒会室>

副会長書類はまだ
終わらないのかな？
　
そうか､なら半分
俺がするよ(ﾆｯｺﾘ
　
【お帰りっす
また絡んで下さいね
↑↓】

〈教室〉

友達A『もーすぐバレンタインだなぁ』

え？………あ、ほんとだ
（カレンダーに目を向ければ納得したように返し）

友達B『俺今年もらえないなぁ』

友達C『なんで？…かっこいいほうじゃない？あ…わかった。男子校だからだろ』

友達A『あーあ…細井くんないかなぁ』

友達BC『なんで？…………あー、女みたいだからな』

無理無理。あいつバレンタイン聞いたら"あぁ。ヴァレンティヌスの命日か"だよ
（苦笑しながら言えばニッコリと意地の悪そうな笑みを浮かべ）

でも……"…世話になったから作るか"だって
（ニッコリ笑顔で言えば友達を見渡し）

友達ABC『まっ、まじでっ。……………やったぁ』←

〈中庭〉

チッ………なんだよ。ただのヴァレンティヌスの命日じゃねぇかよ
（不機嫌そうに眉間に皺を寄せれば舌打ちをし）

山本『ねー。なんかないの？』

これだろ。部員に配っとけ
（面倒そうな表情で言えば小さめのチョコを渡し）

<中庭>

え…､俺に？
(後輩からチョコを貰い)
嗚呼､有難う…
嬉しいよ…ホワイトデーに返すから。
じゃあ…(生徒会室に戻り中身開けるとカードが入っていて)
｢好きです｣…だって？
どうしようか…驚いた。

↑↓

〈教室〉

ほら……………遅れたが……やるよ
（真っ赤になりぶっきらぼうに言いながらもチョコを持って机に置いて回り）

これで文句ねぇだろっ
（真っ赤なまま叫び乱暴に扉を閉めれば出ていき）

【あげさげ】

<生物準備室>

んー……ここは"～だと思った"じゃなくて"～だと考えた"にしなきゃためだぞ？("あと漢字間違えすぎ"と生徒が書いてきた大学の二次試験の小論文を苦笑しながら間違えを指摘し　

【↑↓】

〈図書室〉

………………………ん？…もう暗いな
（帰れと言われた声に反応して本を閉じて立ち上がり）

<職員室>

んー…昼飯どこに食いいこうかなぁ(自分の机に顎をのせてケータイをいじりながらつぶやく　

【↑↓】

<廊下/>

忘れ物っ忘れ物～ってかなり暗いし怖いし…帰りどうすっかな…(忘れ物を取りにきたことを後悔しながらも確実に教室と反対方向に歩き)